しろへび坂

しろへび坂

東京都文京区千駄木1丁目・2丁目、文京区立森鴎外記念館(観潮楼跡)近く、藪下通りから本郷台地下の不忍通りへと下る階段の坂道が、しろへび坂。文京区立第八中学校の北側に沿うように階段が続いていますが、すぐ近くに有名な団子坂があるため、隠れた坂道になっています。

少し折れ曲がって階段が続く

しろへび坂
坂上にある一色邦彦の野外彫刻『舞』

往時には丸太の階段がくねくね曲って築かれており、その雰囲気が白蛇のようだったことで、しろへび坂の名が生まれたのだと推測できます(実際にシロヘビがいた可能性もあり、坂名の由来は定かでありません)。

往時には坂の上から両国の花火大会を眺めるほど、見晴らしがよかったとのことですが、現在でもビルの間から東京スカイツリーを目にするポイントがあります。

現在、階段は上部に20段、中段に10段、下部に8段と3区間に分かれ、間にテラスが設けられています。
本郷台地東端の崖線部を階段でクリアするとい千駄木らしい光景で、坂上を通る藪下通りは、現在、文京区立森鴎外記念館(観潮楼跡)となっている森鴎外邸に通う多くの文人が歩いたみちでもあるのです。

建物の間に東京スカイツリーを眺望すること、上中下3段の階段で本郷台地東端の崖を克服するという文京区らしい場所ということで「第19回文の京都市景観賞(ふるさと景観賞)」にも輝き、坂上の汐見児童遊園には一色邦彦の野外彫刻『舞』も配されています。
空を背景とした天女を連想させるようなシルエットで森鴎外の代表作『舞』を表現し、また森鴎外の生きた明治時代の女性に通ずる顔立ちを造りあげたのだとか。

ちなみに、坂道としては、播磨坂さくら並木、湯立坂、鷺坂(さぎざか)、鐙坂(あぶみざか)が「文の京都市景観賞(ふるさと景観賞)」受賞しています。

しろへび坂
名称 しろへび坂/しろへびさか
所在地 東京都文京区千駄木1丁目・2丁目
電車・バスで 東京メトロ千駄木駅から徒歩5分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
藪下通り

藪下通り

東京都文京区千駄木、根津神社裏門あたりから、本郷台地の縁(へり)に沿って駒込へと続く道が、藪下通り。崖の上の薮の下を通ったことが名の由来と推測され、途中には汐見坂と呼ばれる部分があるので、往時には海が見えたことがわかります。しろへび坂周辺の

文京区立森鴎外記念館

文京区立森鴎外記念館

東京都文京区千駄木1丁目にある、文豪・森鴎外のミュージアムが、文京区立森鴎外記念館。文京区は森鴎外が大正11年7月9日に没するまで、『青年』、『雁』、『高瀬舟』など数々の名作を著した「観潮楼」があったゆかりの地。記念館の建つ場所は森鴎外の旧

しろへび坂

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