三分坂
東京都港区赤坂5丁目と赤坂7丁目の間の坂道が、三分坂(さんぷんざか)。急坂のため人夫に支払う荷車の押し賃(車賃)を銀3分(さんぷん)増したのが名の由来。「さんぶ」と読めば、当時は4分の3を表すことになり、「さんぷん」が正…
東京都港区赤坂5丁目と赤坂7丁目の間の坂道が、三分坂(さんぷんざか)。急坂のため人夫に支払う荷車の押し賃(車賃)を銀3分(さんぷん)増したのが名の由来。「さんぶ」と読めば、当時は4分の3を表すことになり、「さんぷん」が正…
東京都豊島区、目白台から神田川へと下る坂道が、富士見坂。すぐ左に分岐する階段状の日無坂が文京区との境界線で、坂上からの景観はアニメ映画『時をかける少女』(平成18年公開)にも登場します。東京に数ある富士見坂のひとつで、残…
東京都台東区と文京区の境、不忍池の池之端から、本郷の台地上へと上る坂が、無縁坂。旧岩崎庭園の北側の縁を上るので、赤レンガの壁が印象的です。さだまさし作詞・作曲でグレープの歌った『無縁坂』、里中満智子の漫画『無縁坂』、森鷗…
東京都港区三田4丁目、仙翁寺、玉鳳寺・化粧地蔵尊横の坂道が幽霊坂。文京区などに都内に10ヶ所以上ある他の幽霊坂と区別するため三田の幽霊坂とも呼ばれています。寛永12年(1635年)、江戸城の拡張の際に移転してきた寺により…
東京都文京区目白台1丁目にある急坂が、胸突坂。西側が肥後細川庭園(熊本藩細川家江戸下屋敷跡)、東側がホテル椿山荘庭園(山県有朋邸跡)という景勝地にある坂で、坂下には水神社(神田上水の守護神)が鎮座するので、水神坂とも呼ば…
東京都文京区弥生2丁目にある住民の通路となっている階段が、おばけ階段。段数は40段で、途中で屈曲する階段です。上りと下りで段数が異なることから「おばけ階段」というなが生まれたもの。かつては薄暗い階段でしたが、改修されて、…
東京都荒川区西日暮里3丁目、諏方神社(すわじんじゃ)の建つ諏訪台からJR西日暮里駅へと下る階段状の坂道が地蔵坂。明治初年の神仏分離以前に、諏方神社(すわじんじゃ)の別当(神社を管理する寺)だった浄光寺(雪見寺)に江戸六地…
東京都台東区谷中7丁目、谷中霊園・天王寺とJR日暮里駅南口を結ぶ細い階段の坂道が、紅葉坂(もみじざか)。別名、幸庵坂とも呼ばれた坂道で、幸庵坂の名の由来は不詳ですが、天王寺が紅葉の名所だったことから紅葉坂の名が生まれまし…
東京都豊島区、東京さくらトラム(都電荒川線)鬼子母神前電停、東京メトロ雑司が谷駅から神田川に向けて下る坂道が東京屈指の勾配を誇る、のぞき坂。豊島区立高南小学校の西側を南北に伸びる坂道で、最大勾配13度(23%)は、23区…
東京都世田谷区岡本3丁目にある、多摩川に向けて下る坂道が岡本の富士見坂(岡本3丁目の坂道)。多摩川沿いにある国分寺崖線(こくぶんじがいせん)に位置する崖を下る坂のため、勾配も急。今も富士を眺める23区内の貴重な富士見坂で…
四谷寺町にある戒行寺(かいぎょうじ)の南側を東へと下る坂道が戒行寺坂。坂の下が若二商店街。坂上には戒行寺があります。坂の途中に豆腐屋があり良質の豆腐や油揚げを売っていたために地元では「油揚坂」とも呼ばれていたのだとか。
江戸城の本丸と二の丸をつなぐ坂道。江戸城築城の際には、江戸湾の日比谷入江が目の前まで迫り、坂の途中から海が見えたのが名の由来です。往時には坂の上には、汐見坂門がありました。また坂の横には白鳥濠があって、防御が堅いのがよく…