泉津の切通し

東京都大島町泉津、伊豆大島を周回する東京都道208号（大島循環線）の泉津地区（大島を時計回りに周回して、岡田港の先にあるのが泉津地区）の旧道にあるSNSでも話題の奇観が泉津の切通し。都道途中から横に、切り通し状になった石段の道があり、両側に巨木の太い根がある不思議な景観を創出しています。

ラピュタの雰囲気に似ているとSNSで話題に

泉津地区には、野増（のまし）の大宮神社、波浮港（はぶみなと）の波浮比咩命神社（はぶひめのみことじんじゃ）とともに大島に三社ある旧郷社のひとつ、波治加麻神社（はじかまじんじゃ）が鎮座し、泉津の切通しとともに大島のパワースポットに数えられています。

これまで泉津地区の代表的な景観といえば、大島一周道路沿いの椿トンネルで、1月〜3月にかけての椿の開花期には見事だと有名でしたが、近年は、スタジオジブリ制作の長編アニメーション映画『天空の城ラピュタ』（昭和61年公開）に登場する「竜の巣」のなかのラピュタの雰囲気にも似ている、インスタ映えすると、泉津の切通しの注目度がアップし、逆に椿トンネルが無名化しています。
実は、泉津の切通しも椿トンネルと同じ場所なので、1月〜3月には周囲の椿が満開に。

東京都道208号（大島循環線）沿いではなく、1本山側の旧道沿いにあるのでご注意を。