福富川公園

福富川公園

東京都江東区平野2丁目にある江東区立の親水公園が、福富川公園。江東区の親水公園はそれぞれにテーマが定まっていますが、福富川公園は、「木場の香り」をテーマに昭和62年に開園。全長500m、面積0.8haという比較的に小規模な公園ですが、イカダや丸太橋が設置され、水路にはザリガニなども生息しています。

福富川跡の埋立地を親水公園に

昭和47年から10年を費やして材木の貯木場として機能した木場が移転し、跡地が都立木場公園として整備されたことで、木場へと木材運び、さらに搬出した運河は役目を失いました。

木材の運搬、治水などの機能を失った河川は、埋め立て、あるいは暗渠化され、親水公園などに変身していますが、木場親水公園、福富川公園、仙台堀川公園は、木場の移転に伴う河川の公園化で誕生したもの。
仙台堀川から北に分かれ、大横川・木場を結んだ堀割(運河)が福富川で、大横川への水路とは別に北に分岐する堀留を有していました。
木場の移転に伴い、埋め立てられて東側は木場公園の一部に、西側は福富川公園になっています。
堀留も公園化されているため、T字型(横に寝かしたT字)をした公園に。
吉岡水門は、仙台堀川との分岐に昭和42年に完成した鋼製ローラーゲートですが、竣工から間もなくして、福富川が埋め立てられたため、役割を失い、上部部分が福富川公園のゲートとして保存されています。

運河跡を再生した親水公園ですが、じゃぶじゃぶ池、水遊び場はありません。

福富川公園
名称 福富川公園/ふくとみがわこうえん
所在地 東京都江東区平野3-2
関連HP 江東区公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ・都営地下鉄清澄白河駅から徒歩10分
駐車場 なし
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
木場公園

木場公園

東京都江東区にある総面積は24.2haという広大な都立公園が、木場公園。江戸時代から昭和に至るまで、江戸・東京へ材木を供給し「材木のまち」となった木場ですが、木材関連業者が新木場へと移転したため、跡地を防災拠点、そして水と緑の森林公園として

木場親水公園

木場親水公園

東京都江東区木場3丁目、都立木場公園の西に並行して、葛西橋通り〜永代通りの間、全長900m、面積1.9haの区立公園が、木場親水公園。材木のまちである「木場の風景」をテーマに整備され、江戸情緒を感じられる一角になっています。7月1日〜9月第

江東区の親水公園

水遊びも楽しめる! 江東区の親水公園 全6ヶ所

徳川家康の命により開削された小名木川をはじめ、仙台堀川、竪川、横十間川など、18河川(運河)の流れる運河の街、江東区。埋め立てや暗渠化した河川の跡地を利用して、親水公園が築かれ、夏場には水遊びも可能。仙台堀川公園は、都内最大面積の親水公園と

福富川公園

関連記事

よく読まれている記事