「山手線最後の踏切」として注目されているのが、第二中里踏切(東京都北区、田端駅〜駒込駅間)。第二中里踏切の北東200mの場所に都市計画道路の陸橋が完成することで、踏切が廃止されるもので、2029年度に工事が完了することが発表されたため、いよいよ、「山手線最後の踏切」も渡り納めに。
2029年度中に廃止という可能性が大

山手線の池袋駅〜田端駅間は、明治36年4月1日、常磐炭田の石炭などを横浜港へ運搬するために日本鉄道の大塚支線として開業したのが始まり。
大正14年に複々線化が実現し、「ぐるり回るは山手線」という循環運転が開始されますが、このときに築かれたのが第二中里踏切で、全長14m、幅員5mの踏切です。
駒込駅寄りにあった第一中里踏切は危険ということもあってすでに廃止されています。
運転本数が多いピーク時間帯には、1時間当たりの遮断時間が40分を超すこともあり、開かずの踏切化していました。
待たされた後に踏切が上がっても、30秒ほどで警笛が鳴り始めるという過酷な状況です。
「この踏切は待ち時間が長いので、迂回するように」というお願いも表示され、地元の生活道路としてはネックになっているのです。
新たに誕生する陸橋は、都市計画道路補助第92号線の一部ですが、立体交差となるため、平面交差の踏切よりも体力的な負担は増すことに。
踏切の撤廃は、山手線で実現が計画されている自動運転への追い風にもなるので、まさに時代の流れということに。
今後も、立体交差化などで、都市部からは徐々に踏切が消えていくことでしょうが、京浜東北線には王子駅〜東十条駅間(2ヶ所/「開かず」で有名な、根岸踏切、井頭踏切)、大井町駅〜大森駅間(1ヶ所)、そして大森駅〜蒲田駅間(6ヶ所)などまだまだ踏切が数多く現役です。

| 「山手線最後の踏切」、ついに廃止が具体化! | |
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