幽霊坂(目白台1丁目の幽霊坂)

幽霊坂(目白台1丁目の幽霊坂)

東京都文京区目白台1丁目にある坂道が、幽霊坂(ゆうえれいざか)。幽霊坂は港区の三田にもありますが、幽霊が出そうなイメージに近いのは文京区の方。肥後細川庭園の西側から和敬塾と目白台運動公園の間を上る急な坂道で、地元の人は通り道としてよく利用しています。

かつては坂の上に田中角栄の「目白御殿」が!

東京23区内には実は14ヶ所の幽霊坂が存在しますが、中でも有名なのが三田(港区)と目白台(文京区)。
目白通りから神田川に向かって歩けば下り坂になるのが、幽霊坂ですが、地元で幽霊が出るという話はまったくないとのこと(少し離れた日本女子大近くにも幽霊坂があるので、自然が残る昼なお暗いエリアだったのだと推測できます)。

古来、坂道は境界を意味し、異なるものと出会う場所だというのが民俗学的な考え方ですが、境界の向こう側にあるのが怪異で、不思議な怪異現象と坂道が結びつき、江戸には多くの幽霊坂が生まれたと推測されています。

坂下にはかつて警官詰所がありましたが、これは坂の途中に「目白御殿」と称された田中角栄邸があったから。
目白台運動公園はかつての田中角栄邸の一部(田中角栄没後、遺族が「目白御殿」の土地の庭の部分を相続税の一部として物納)と国家公務員共済組合(KKR)の目白台運動場の跡地で、公園全体の5分の1が「目白御殿」の庭部分にあたります。

東京23区内に14ヶ所ある幽霊坂

東京23区内にある幽霊坂は、千代田区に多く、(1)神田駿河台4丁目の紅梅坂、(2)神田駿河台4丁目〜神田淡路町2丁目、(3)富士見1丁目、(4)富士見1丁目と富士見2丁目の間、(5)富士見2丁目の5ヶ所。

文京区は、(6)目白台1丁目と(7)目白台2丁目の2ヶ所。
港区が、(8)高輪2丁目、(9)三田4丁目の2ヶ所。
新宿区も、(10)市谷柳町と弁天町の間(宝竜寺坂)、(11)神楽坂1丁目と市谷船河原町の間から若宮町まで(ゆ嶺坂)。
このほか、北区の(12)田端1丁目、品川区の(13)南品川5丁目、中野区の(14)東中野5丁目と14ヶ所あります。

幽霊坂(目白台1丁目の幽霊坂)
名称 幽霊坂(目白台1丁目の幽霊坂)/ゆうれいざか(めじろだいいっちょうめのゆうれいざか)
所在地 東京都文京区目白台1-20・21
関連HP 文京区公式ホームページ
電車・バスで 都電早稲田駅から徒歩7分、東京メトロ江戸川橋駅から徒歩20分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 文京区アカデミー推進課 TEL:03-5803-1174/FAX:03-5803-1369
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
幽霊坂(三田の幽霊坂)

幽霊坂(三田の幽霊坂)

東京都港区三田4丁目、仙翁寺、玉鳳寺・化粧地蔵尊横の坂道が幽霊坂。文京区などに都内に10ヶ所以上ある他の幽霊坂と区別するため三田の幽霊坂とも呼ばれています。寛永12年(1635年)、江戸城の拡張の際に移転してきた寺により、寺町が形成され、昼

幽霊坂(目白台1丁目の幽霊坂)

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