東京都千代田区丸の内1丁目、東京駅の16・17番線ホーム、18・19番線ホームの2ヶ所に置かれているのが、東京駅0キロポスト(東海道新幹線0キロポスト)。0キロポスト(ゼロキロポスト)とは鉄道の起点を表す0km pointのことです。
東海道新幹線の起点を示すレリーフがホーム上に!
東海道新幹線ホームのほぼ中央、8号車付近にあるのが、星形の埋め込み。
レリーフの上には「新幹線起点」の文字が刻まれています。
東海道新幹線にはこのほか17番線・18番線の間の線路脇に0キロポストが設置されています。
東海道新幹線は、東京駅〜新大阪駅の515.4km(営業キロは、552.6km)。
第4代国鉄総裁・十河信二(そごうしんじ)の尽力もあって昭和39年10月1日に開業しています。
18番・19番ホームの南端には「東京駅新幹線記念碑」も立っていますから合わせて見学を。
鉄道では路線ごとに起点と終点が定められ、終点から起点方面を「上り」、起点から終点方面を「下り」と呼んでいますが、JRの場合は、鉄道開業以来の歴史を受け、基本的には東京駅へ向かうのが「上り」、その逆が「下り」になっています。
東海道本線の資材運搬用に、東海道本線よりも先に開業した武豊線(たけとよせん/愛知県・大府駅〜武豊駅)は、大府駅に向かうのが「下り」と逆方向に。
ちなみに鉄道は、昭和5年まではメートルではなくマイルで表示していたため、現在の0キロポストは、0哩標(ぜろまいるひょう)と呼ばれていました。
また、キロポストも、1kmごとに立ち、24と表示されていれば、起点から24kmだということがわかります(さらにそれを補う500mごと、細分化した100mごとの3種類の標識を設置)。
東京駅0キロポスト(東海道新幹線0キロポスト) | |
名称 | 東京駅0キロポスト(東海道新幹線0キロポスト)/とうきょうえきぜろきろぽすと(とうかいどうしんかんせんぜろきろぽすと) |
所在地 | 東京都千代田区丸の内1丁目 |
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