東京都新島村、新島西海岸、間々下浦の高台に建つのが新島ガラスアートセンター。新島ガラスの製品は、特産のコーガ石(抗火石)を原料の一部に利用して制作。コーガ石(抗火石)を原料としたガラスは、独特のオリーブ色を帯びるのが特徴で、1週間前までの予約で、ガラス工芸体験(コップ製作など)も可能です。
コーガ石を利用したガラス製作の工房
新島の南部、向山(石山)で産するコーガ石(抗火石)は、新島の向山火山がもたらした副産物。
火山岩(黒雲母流紋岩)で、石英を8割含むため、新島ガラスの原料となることから、新島ガラスを観光資源や芸術作品の素材などとして多目的に活用を図るため、昭和62年に新島ガラスアートセンターが開設されたのです。
オリーブ色の発色となるのは、鉄分が含まれるから。
新島ガラスアートセンターは、毎年11月に『新島国際ガラスアートフェスティバル』も主催し、毎年海外から作家を招聘してワークショップ、レクチャー、オープンデモなどが行なわれています。
新島ガラスアートセンターでは、工房の見学も可能ですが、常時作業が行なわれているわけではないので、注意が必要。
製品は併設の「新島現代ガラスアートミュージアム」の売店で購入を。
「新島現代ガラスアートミュージアム」は、ワークショップに新島を訪れた作家たちの作品を中心に、新しい世界のガラスの流れを集約した美術館です。
新島ガラスアートセンター | |
名称 | 新島ガラスアートセンター/にいじまがらすあーとせんたー |
所在地 | 東京都新島村本村間々下海岸通り |
関連HP | 新島ガラスアートセンター公式ホームページ |
電車・バスで | 新島港から徒歩12分 |
ドライブで | 新島港から約1.2km |
駐車場 | 10台/無料 |
問い合わせ | 新島ガラスアートセンター TEL:04992-5-1540 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |