【トルコ文化を知る】「東アジアで一番美しい」モスクが東京に! 

「東アジアで一番美しい」と称される素敵なモスク(イスラム教の礼拝堂)が東京にあることをご存知でしょうか? それが東京都渋谷区、代々木上原駅近くにある「東京ジャーミイ」(東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター)。マナーを守れば、見学(グループならガイド付き見学)も可能です。

マナーを守って見学、トルコの宗教、文化を身近に体感!

ジャーミー(Camii)とは、トルコ語で「金曜集団礼拝が行われる大規模なモスク(イスラム教の礼拝所)」を指す言葉。
東京ジャーミイは、トルコ共和国宗務庁の管轄下、宗教法人「日本・ディヤーナト」が運営する日本最大級のモスク。
あくまでイスラム教の宗教施設ですが、施設内にはイスラム教やトルコ文化を紹介する「トルコ文化センター」も併設され、長年にわたるトルコと日本の友好関係を背景に、一般でも内部を見学することが可能です。

昭和13年建立の東京回教寺が前身で(ロシア革命を逃れ、日本へ避難したカザン州(現・ロシア連邦・タタールスタン共和国)のトルコ人たちが礼拝所を求めて創設)、平成12年に「東京ジャーミイ」(東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター)として再出発しています。
イマーム(指導者)派遣や施設運営はトルコ政府が担当。
つまりは準国営の施設ということに。

東京ジャーミイ文書館では、アラビア語講座なども開講、カルチャーセンター的な役割をも果たしています。

モスク内では改宗を勧める行為などは禁じられているので、礼拝堂で祈りを捧げる人の妨げにならない限りは、安心して見学ができます。

現在の礼拝堂は、「東京ジャーミイ」として再出発する際、建設資金を、トルコ全土から寄付金を募り、トルコ宗教建築の代表的建築家であるムハッレム・ヒリミ・シェナルプが設計。
トルコ本国から100人もの技術者、工芸職人が来日して建築したという礼拝堂なので、「東アジアで一番美しい」というのもオーバーでないということに。

少人数でのご見学の場合は予約は不要ですが、HPで「見学に関する諸注意」をよく読み、マナーを守って見学を。
土曜・日曜・祝日 14:30~(所要時間45分から60分程度)には日本語ガイド付きツアーも実施するほか、5名以上なら事前に申し込めばガイド付き見学も可能です。

「ハラール・マーケット」も営業し、手作りのスイーツなども販売されています。
トルコの食文化を身近に感じることができるので、ぜひマーケットにもお立ち寄りを。


注/「東京ジャーミイ」ではイスラーム教という表記ですが、本サイトでは一般的なイスラム教を採用しました

旅博士の解説

歴史ある日本とトルコの友好関係

日本とトルコの友好関係は、明治23年、和歌山県串本での「エルトゥールル号遭難事件」における地元住民の献身的な救助活動に始まるといわれます(オスマン帝国海軍の「エルトゥールル号」が折からの台風で紀伊大島の岩礁に乗り上げて大破)。
日本とトルコの国交樹立は大正13年のことです。

世界三大料理にも数えられるトルコ料理としては、ケバブ(Kebab)が有名です。

【トルコ文化を知る】「東アジアで一番美しい」モスクが東京に! 
名称 東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター/とうきょうじゃーみぃ・でぃやーなと とるこぶんかせんたー
所在地 東京都渋谷区大山町1-19
関連HP 東京ジャーミイ・ディヤーナト トルコ文化センター公式ホームページ
電車・バスで 小田急代々木上原駅から徒歩5分
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