鮫洲駅

鮫洲駅

東京都品川区東大井1丁目にある京浜急行電鉄本線の駅が、鮫洲駅(さめずえき)。明治37年5月8日開業の歴史ある駅で、京急の難読駅名でありながら、鮫洲運転免許試験場の玄関駅ということで、都内在住の運転免許保有者にはおなじみの名前。副駅名も鮫洲運転免許試験場です。

江戸時代には風光明媚な鮫洲海岸が広がっていた!

鮫洲駅

昭和19年5月1日に南側(横浜寄り)に駅舎を移転、それでも北側(品川寄り)の青物横丁駅とは500mしか離れていません。

各駅停車(普通列車)のみの停車で、品川駅を出てから初めての列車待避が可能な駅ということから、エアポート急行、特急、快特などの通過待ちで、長時間の停車も。
そのため、平成20年には京急本線のホームで初めて待合室も設置されています。

南品川宿南端から北浜川にかけての海岸が、歌川広重も『名所江戸百景』に描いた鮫洲海岸。
風変わりな地名に関しては、干潮時に海中、浜辺の砂の中から清水が出たため砂水(さみず)と呼ばれたとも、海岸の左側に湧水があったので左水(さみず)、あるいは建長3年(1251年)、死んだ大鮫が揚がり、その腹から観音像が出てきたので鮫洲になったともいわれ、定かでありません。

江戸時代には秋〜春に海苔の養殖が行なわれ、実は江戸前の浅草海苔は、品川から鮫洲海岸で養殖されたものが大半でした。

戦後に埋め立てで勝島・勝島運河、さらに京浜運河を隔てて海側には大井ふ頭が誕生し、東京湾はかなり遠くなっています。

鮫洲駅の東側、京浜急行本線に沿って南北に通るのが、旧東海道。
川崎方面へと歩けば立会川駅近くに若き坂本龍馬が警備を担ったという浜川砲台跡(新浜川公園・復元浜川砲台)、その先に鈴ヶ森刑場跡があります。

鮫洲駅
歌川広重『名所江戸百景』南品川鮫洲海岸
鮫洲駅
名称 鮫洲駅/さめずえき
所在地 東京都品川区東大井1-2-20
関連HP 京浜急行公式ホームページ
問い合わせ 京急ご案内センター TEL:03-5789-8686・TEL:045-225-9696
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
新馬場駅

新馬場駅

東京都品川区北品川2丁目にある京浜急行電鉄本線の駅が、新馬場駅(しんばんばえき)。東京23区内にある難読駅名のひとつで、明治37年5月8日開業の北馬場駅、南馬場駅が本線の高架化で統合され、昭和51年10月15日に新馬場駅として誕生した駅です

雑色駅

雑色駅

東京都大田区にある京浜急行電鉄本線の駅が、雑色駅(ぞうしきえき)。京急蒲田駅と六郷土手駅の間に位置し、普通列車(各駅停車)のみの停車のため、あまり知られていませんが、関東エリアを代表する難読駅名としても注目されています。雑色は、平安時代に雑

糀谷駅

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東京都大田区西糀谷4丁目にある京浜急行電鉄空港線の駅が、糀谷駅(こうじやえき)。明治35年6月28日、京浜電気鉄道の穴守線(現・京浜急行電鉄空港線)として蒲田駅(現・京急蒲田駅)〜穴守駅(現・穴守稲荷駅)の開通と同時に開業した歴史ある駅です

鮫洲駅

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