東京都足立区舎人6丁目にある足立区立の児童公園が、舎人いきいき公園(とねりいきいきこうえん)。赤鬼、かちかち山、浦島太郎の竜宮城など、昔話をモチーフにした遊具が配されていますが、注目は、赤鬼の滑り台。真っ赤な鬼の上半身で、なんと鬼の口から滑り降りる仕組みの滑り台です。
背中から入って口から滑り降りるという構造
赤鬼の滑り台の入口は鬼の背中部分。背中から入って口から滑り降りるという構造ですが、怖がりの幼児は、少し恐れおののいてしまうほど。
「オニにのぼらないでください」という注意看板が立っていますが、当然、危険のため滑り台以外の利用はできません。
赤鬼の滑り台の横には竜宮城を模した遊具もありますが、高さ4.4m、幅6mという赤鬼のインパクトにはかないません。
北西側に隣接する舎人町公園は桃太郎がモチーフで、砂場の中央にも桃のオブジェが配されています。
東京都内では立川市の錦第二公園が「オニ公園」として有名です。
赤鬼は、『赤鬼からもらった力』(群馬県)、『はたらく赤鬼』(東北)など昔話にも、怖いというよりも人を助ける姿が描かれており、現代人の鬼が怖いというイメージとは少し異なります。
舎人いきいき公園・赤鬼の滑り台 | |
名称 | 舎人いきいき公園・赤鬼の滑り台/とねりいきいきこうえん・あかおにのすべりだい |
所在地 | 東京都足立区舎人6-3-1 |
電車・バスで | 日暮里・舎人ライナー見沼代親水公園駅から徒歩10分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |