鳩ポッポの歌碑

鳩ポッポの歌碑

東京都台東区、浅草寺本堂の西側に立つのが鳩ポッポの歌碑。童謡『鳩ぽっぽ』は、明治33年、作詞家・東くめが浅草寺の境内で鳩と戯れてる子供たちに着想を得た歌詞で、瀧廉太郎(たきれんたろう)が作曲。明治34年に『幼稚園唱歌』に収録されています。歌詞にある「お寺の屋根」は浅草寺の屋根ということに。

童謡『鳩ぽっぽ』の歌詞は、浅草寺を描いたもの!?

昭和37年7月、新宮市名誉市民称号を受賞を契機に、東くめの故郷である新宮市のJR新宮駅前に、初の歌碑が建立。
同年12月、浅草寺境内に立てられたのが、現在ある鳩ポッポの歌碑です。
その後、善光寺境内(長野県長野市)、五月山公園(大阪府池田市)などにも建立されています。

長野市では、善光寺境内の鳩を見て作詞したとしており、善光寺境内の歌碑の碑文も、なんと東くめの自筆によるもの。
五月山公園は、「池田市在住の作詞家」という点が建立の理由です。

明治30年、東くめ(結婚前は由比くめ)は、東京府高等女学校(後の東京府立第一高等女学校、現在の東京都立白鷗高等学校)の音楽教諭となり、明治32年、東京女子高等師範(現・お茶の水女子大学)の教授で、同郷の東基吉と結婚。
当時の唱歌は外国の曲を難しい文語体で訳した難解なものが多かったことから、瀧廉太郎とともにコンビを組み、わが国初の口語歌詞童謡『鳩ぽっぽ』、『お正月』、『雪やこんこん』などを生み出し、それらを収録した明治34年に『幼稚園唱歌』を出版しています。

勤めていた東京府高等女学校と浅草寺は徒歩で20分ほどなので、浅草寺という可能性も大。
浅草寺に歌碑が建てられた年は、東くめ86歳の時で、善光寺境内の歌碑建立の2年前になります。

鳩ポッポの歌碑
名称 鳩ポッポの歌碑/はとぽっぽのかひ
所在地 東京都台東区浅草2-3-1 浅草寺境内
関連HP 台東区公式観光サイト
電車・バスで 東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線・東武スカイツリーライン・つくばエクスプレス浅草駅から徒歩5分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 台東区観光課 TEL:03-5246-1151
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
浅草寺

浅草寺

東京都台東区浅草(あさくさ)にある東京で最古の寺が浅草寺(せんそうじ)。本尊は聖観世音菩薩で浅草観音とも通称されています。浅草のシンボル雷門から参道の仲見世を抜けると宝蔵門、左手には五重塔、そして正面に大本堂があります。今も「浅草の観音様」

鳩ポッポの歌碑

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