三原山・裏砂漠

三原山・裏砂漠

東京都大島町、伊豆大島・三原山(758m)の内輪山(三原山火口)から山腹にかけ、火口の東側のスコリア(黒色の火山砕屑物)に覆われた一帯が裏砂漠。国土地理院の地形図にも裏砂漠と記載され、奥山砂漠とともに「砂漠」と記載される場所になっています。まさしくここが、東京砂漠ということに。

月と砂漠ライン駐車場から徒歩10分で展望台

裏砂漠
三原山・裏砂漠

三原山山頂火口(内輪山)の西側の表砂漠は、昭和25年〜昭和26年の山頂火口のマグマ噴火で流出した溶岩流が、御神火茶屋側、つまりは北半分を埋め尽くし、規模が大きく縮小し、表砂漠という名称され失われつつあります。
昭和25年〜昭和26年の三原山噴火では、北東側にも溶岩流が流れましたが、裏砂漠は今も黒いスコリアの砂漠地帯を形成しています。

富士箱根伊豆国立公園の特別保護地区に指定され、車などでの乗り入れも禁止されています。
砂丘というものの、実際に歩くと、砂粒ではなく、スコリアと呼ばれる黒い軽石の粒であることがわかります。
溶岩流の流出した場所は、徐々に植物が進出していますが、裏砂漠は、噴火後も風が強く吹きぬける場所で、植物も茂ることができず、砂漠の様相を呈しています。

裏砂漠へのもっとも手軽なアプローチは、大島一周道路・東京都道208号(大島循環線)の東京都立大島公園の南側(伊豆大島の南東部)から「月と砂漠ライン」(全長2.7km)と呼ばれる車道に入り(「月と砂漠ライン」は、1ヶ所右折ポイントがあるので、案内看板に注意を)、終点の駐車場から歩くもの。

駐車場から0.7km地点に裏砂漠第1展望台(登り道ですが10分ほどで到達できます)、1.2km地点には裏砂漠第2展望台があり、広大な裏砂漠全体を見渡す絶景スポットになっています(外輪山櫛形山の東側に位置しています)。
さらに歩けば裏砂漠・風の丘があります。

また、裏砂漠第1展望台近くには、昭和27年4月9日に墜落した日本航空301便「もく星号」の遭難の地があります。

大島バスなど公共交通機関を利用の場合は、三原山外輪山に建つ大島温泉ホテルからの温泉ホテルルートの利用を。
火山荒原(火口原)に続く「再生の一本道」と呼ばれる道を歩き、ジオ・ロックガーデンを経て、裏砂漠・風の丘に到達できます。
さらに歩けば裏砂漠第2展望台です。
大島温泉ホテルでは「三原山・裏砂漠トレッキングプラン」(荷物預かり、昼食のおにぎり弁当、トレッキング後の温泉入浴)、「朝食休憩付三原山・裏砂漠トレッキングプラン」(大型客船運航日のみ)なども用意されています。

大島公園からテキサスコースと呼ばれる登山道を使うことができますが、かなり距離があるので、登山経験者向きのコースです。
表砂漠側から、奥山砂漠を経て裏砂漠第1展望台に到達するコースもありますが、霧の出たときなどは迷いやすいので注意が必要です。

奥山砂漠
三原山・裏砂漠
三原山・裏砂漠
名称 三原山・裏砂漠/みはらやま・うらさばく
所在地 東京都大島町泉津原野
関連HP 大島町公式ホームページ
電車・バスで 元町港からタクシーで45分、月と砂漠ライン駐車場から徒歩10分
ドライブで 元町港から約20kmで月と砂漠ライン駐車場
駐車場 月と砂漠ライン駐車場
問い合わせ 大島町観光課 TEL:04992-2-1446
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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