東京都小笠原村母島、小笠原諸島の母島を南北に縦貫する都道241号(沖港北港線)は、鍋弦山(なべづるやま/標高115m)の南側が終点ですが、ここが都道最南端。その先の歩道は都道ではなく、村道(南崎遊歩道)ということに。都道最南端であることを宣言する看板も立っています。
都道最南端は母島の南崎遊歩道入口に
日本の最南端も実は東京都下の沖ノ鳥島(北緯20度25分)ですが、有人島として都道があるのは、母島が最南端。
日本最南端の都道府県道は、沖縄県八重山郡竹富町の黒島を走り、「日本の道100選」に選定の沖縄県道213号黒島港線ですが、有人島として日本最南端の波照間島には県道がないため、黒島の県道が日本最南端ということに。
都道最南端のロータリーは南崎へと続く歩道の起点で、徒歩1時間ほどで南崎に到達できます。
ちなみに都道の最北端は奥多摩町のJR奥多摩駅から日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)へと至る都道204号(日原鍾乳洞線)の日原鍾乳洞前。
最西端は奥多摩湖の最奥部に架かる三頭橋で国道139号に合流する都道206号(川野上川乗線/奥多摩周遊道路)の国道合流点、最東端は父島の中央山の東を走る都道240号(父島循環線)です。
東京都のバス停バス停最南端(小港海岸バス停)と最東端(境浦海岸バス停)は父島にあります。
都道最南端 | |
名称 | 都道最南端/とどうさいなんたん |
所在地 | 東京都小笠原村母島 |
ドライブで | 沖港から約4km |
駐車場 | あり/無料 |
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