晴海BRTターミナル

晴海BRTターミナル

東京都中央区晴海2丁目、晴海トリトンスクエアの東、晴海通り沿いにあるのが、晴海BRTターミナル。晴海BRTターミナル〜勝どきBRT〜新橋~虎ノ門ヒルズを結ぶ東京BRT(とうきょうびーあるてぃー)の起点となるバスターミナルで、東京テレポートまで延伸された際には閉鎖され、晴海二丁目バス停となります。

「晴海タワマンの足」となる東京BRT、一次路線の起点がここ!

BRTとは「Bus Rapid Transit」(バス高速輸送システム)の略。
専用の走行路面などを確保し、路面電車と遜色のない輸送力と機能、そして定時性・速達性のあるバスです。

東京BRTは、急速に開発が進む一方で鉄道路線へのアクセスが不便な晴海や勝どきなどの臨海部と、都心側の新橋・虎ノ門を結ぶ交通機関として東京都が計画した「バス高速輸送システム」。
東京BRTは今のところ専用レーンはなく、バス停の数を絞るなどして速達性を高めています。

BRTは、鉄道の廃線跡を利用したバス転換などに利用されることが多く、JR東日本が東日本大震災の復興で、津波の被害を受けた線路をバス専用路線へと転換した気仙沼線BRT、大船渡線BRT、日立電鉄線の廃線跡を利用するひたちBRT(茨城交通)、鹿島鉄道線の廃線跡を利用するかしてつバス(関鉄グリーンバス)、JR九州・日田彦山線の日田彦山線BRT「BRTひこぼしライン」(平成5年夏に開業)などがその例です。
都市部では、道路の一部を専用レーンにするなどして対応し、定時性・速達性を確保していますが、東京都都市整備局がすすめるのが東京BRT。

運行は京成バスに委託し、そのプレ開業路線(一次路線)となったのが、晴海BRTターミナル〜勝どきBRT〜新橋~虎ノ門ヒルズです。
二次については、東京テレポートまでの延伸が予定され、令和5年以降の延伸開業時には晴海BRTターミナルは閉鎖され、晴海二丁目に変わる予定です。

ちなみに、晴海BRTターミナルは、平成元年2月10日に廃線となった東京都港湾局専用線(晴海線)・晴海機関区の跡地を転用したものです。

晴海BRTターミナル
名称 晴海BRTターミナル/はるみびーあーるてぃーたーみなる
所在地 東京都中央区晴海2-1
関連HP 東京BRT公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ月島駅から徒歩11分
問い合わせ 京成バス東雲車庫 TEL:03-5530-3730
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
東京BRT

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晴海BRTターミナル

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