東京都三鷹市、国立天文台三鷹キャンパスの正面玄関の北側、見学の受付場所にもなっているのが、国立天文台・門衛所(守衛所)。大正13年2月22日築、国立天文台三鷹キャンパス内に現存する唯一の木造洋風建築で、国の登録有形文化財に指定されています。
国立天文台三鷹キャンパスの門衛所は、国の登録有形文化財
国立天文台の東京・麻布から北多摩郡三鷹村への移転時(大正13年9月)に築かれた門衛所(守衛所)。
平屋建て、正面に切妻屋根の玄関を付け、基礎部分は大谷石でできています。
外壁は洋風下見板張りで、その上にハーフティンバー(半木骨造り=柱、梁、斜材などはそのまま外にむきだしにする洋式)風に柱型が付けられ、北欧的な雰囲気を醸し出しています。
内部は中央を壁で仕切り、それぞれ6畳と4畳半の和室と便所を持つ左右対称の設計。
大正モダンな雰囲気を残す貴重な建物です。
画像協力/国立天文台
国立天文台・門衛所(守衛所) | |
名称 | 国立天文台・門衛所(守衛所)/こくりつてんもんだい・もんえいじょ(しゅえいじょ) |
所在地 | 東京都三鷹市大沢2-21-1 |
関連HP | 国立天文台公式ホームページ |
電車・バスで | JR武蔵境駅から小田急バス狛江駅北口行きで15分、天文台前下車 |
ドライブで | 中央自動車道調布ICから約2km |
駐車場 | 見学者用駐車場(54台/有料) |
問い合わせ | 国立天文台 TEL:0422-34-3600 |
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