両国駅(両国 江戸NOREN)

両国駅(両国 江戸NOREN)

明治37年に千葉方面へのターミナル駅として総武鉄道の両国橋駅として開業した歴史ある駅がJR総武本線の両国駅。現存する両国駅舎は昭和4年12月30日開業というレトロなもの。駅舎内にはイベントなどで使われる土俵の周囲に粋な江戸の食文化を楽しむをコンセプトにした「両国 江戸NOREN」が営業し、人気スポットになっています。

かつての房総への玄関駅で江戸情緒を満喫

両国駅(両国 江戸NOREN)
初代の駅舎(右上)と現存駅舎の開業時の姿
両国駅(両国 江戸NOREN)
「両国 江戸NOREN」が営業する現在の駅舎

両国駅は、昭和33年から外房線・内房線の準急の発着する駅として夏の海水浴客などで賑わいをみせました。
高度成長時代まで、千葉方面の特急、急行、準急の発着駅として機能し、年配の人には懐かしい思い出の駅舎、ホームになっています。

昭和47年7月15日の総武快速線運行開始に伴って東京地下駅がターミナル駅となってからは、房総への玄関駅としての機能は失われ、現在では総武線各駅停車のみが停車する駅となっています。

それでも両国国技館や、江戸東京博物館など、両国探勝の基地として見直され、また土・日曜日には自転車を載せることができるサイクルトレイン「BOSO BICYCLE BASE」も両国駅始発で運転されています。
「BOSO BICYCLE BASE」は、かつて「幻のホーム」と呼ばれた3番線から発着。
ターミナル駅だった時代には旅客用のホームだけで6番線まであり、3番線は当時の名残りなのです(4番線〜6番線は廃止)。

「両国 江戸NOREN」では老舗そば店、両国らしいちゃんこ料理店、深川めしの店、築地直送の鮮魚を扱う食堂などが営業するほか、「両国観光案内所」もあって、周辺の情報を提供してくれます。

「鉄筋2階建ての駅舎で相撲とともに歩んだ下町の代表となる駅」として「関東の駅百選」にも選定。

両国駅(両国 江戸NOREN)
粋な江戸情緒が満喫できる「両国 江戸NOREN」
両国駅(両国 江戸NOREN)
イベントなどで実際に土俵で相撲の取り組みも

 

両国駅(両国 江戸NOREN)
名称 両国駅(両国 江戸NOREN)/りょうごくえき(りょうごく えどのれん)
JR East Ryogoku Station
所在地 東京都墨田区横網1-3-20
関連HP -両国- 江戸NOREN公式ホームページ
電車・バスで JR両国駅からすぐ。都営地下鉄大江戸線両国駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速本町ランプから約2km
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ -両国- 江戸NOREN営業所 TEL:03-6658-8033/FAX:03-6658-8277
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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