東京都港区赤坂4丁目、豊川稲荷東京別院近くに店を構えるのが、東京を代表する老舗和菓子店の「とらや赤坂店」。創業は、室町時代まで遡るという京の老舗で、明治2年の東京遷都にともない御所とともに移った「御所御用達」の店。東京でのルーツの店である赤坂店は、生菓子をお取り扱う「直営店」のひとつ。
「虎屋菓寮 赤坂店」を併設
室町時代創業の虎屋は、東京遷都とともに、明治2年、御所御用達用に出張所を東京に構え、さらに明治12年、御所に近い赤坂に店を構えたのが、現在の「とらや赤坂店」。
京の店は、「虎屋菓寮 京都一条店」として残されています。
虎屋といえば、北海道・十勝産の小豆など、最高級の素材を使った竹皮包羊羹「夜の梅」(小倉羊羹)が、あまりにも有名で、東京銘菓のひとつ。
まず、羊羹専用の餡(あん)をつくり、その餡に煮溶かした寒天と砂糖を加えて、じっくりと煉りあげていくために、熟練の技が必要となるのです。
羊羹はほかに、黒砂糖、抹茶、白小豆、和三盆、蜂蜜、白味噌、和紅茶などがあり、大棹から小型まで大きさも豊富。
また江戸時代から伝わる、雛井籠の虎の絵柄を小さくデザインし、「夜の梅」がすっぽり入るマガジンサイズのオリジナルトートバックは、隠れた人気商品となっています。
直営店は夏の水羊羹などのほか、生菓子も扱い、これお目当ての常連も多数。
隠れた人気商品には「お汁粉」があり、こだわりの餡が生み出す自慢の「お汁粉」は、一度味わう価値があります。
夏と冬では内容も異なりますが、基本は、御膳汁粉、小倉汁粉、白小倉汁粉の3種。
御膳餡(こし餡)の風味を味わうなら、御膳汁粉がおすすめです。
あんみつ、くずきり、生菓子などの甘味が味わえる、「虎屋菓寮 赤坂店」を併設。
オンラインによる順番受付も実施し、待たずに座ることができます。
とらや赤坂店 | |
名称 | とらや赤坂店/とらやあかさかてん |
所在地 | 東京都港区赤坂4-9-22 |
関連HP | とらや公式ホームページ |
電車・バスで | 東京メトロ赤坂見附駅から徒歩8分、永田町駅、または、赤坂駅から徒歩10分 |
ドライブで | 首都高速外苑ランプから約1.7km |
駐車場 | 9台/無料 |
問い合わせ | とらや赤坂店 TEL:03-3408-2331/FAX:03-3408-4135 |
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