東京都新島村式根島、式根島の玄関港、野伏港にあるデザイン灯台が、野伏港ふ頭灯台。東京・竹芝桟橋からの「さるびあ丸」、下田港からの「フェリーあぜりあ」、新島とを結ぶ連絡船「にしき」を利用し、野伏港入港時に目にする灯台で、旧高森灯台をイメージした形状の赤い灯台です。
昭和5年に宮川タンが築いた高森灯台を模したデザイン灯台
高森灯台は、昭和5年、75歳になる宮川タンが築いた石油ランプ式の石造灯台で(赤くはありません)、水産庁の「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」にも選定。
野伏港ふ頭灯台は、平成5年2月26日に初点灯の鉄製灯台。
塔高10.7m、光達距離は12.0海里(22.2km)、新島と式根島の距離はわずか8kmなので、隣の新島にも十分届く光ということに。
伊豆諸島では、アンコ椿をイメージした岡田港防波堤灯台と、式根島の野伏港ふ頭灯台の2ヶ所がデザイン灯台で、東京都下では2ヶ所のみとなっています(関東地方では神奈川県に5基、千葉県にはありません)。
野伏港ふ頭灯台 | |
名称 | 野伏港ふ頭灯台/のぶしこうふとうとうだい |
所在地 | 東京都新島村式根島 |
電車・バスで | 新島港から新島村営船で15分 |
問い合わせ | 式根島観光協会 TEL:04992-7-0170/FAX:04992-7-0448 |
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