東京の鉄道
プレスマンユニオン編集部
石神井公園駅
東京都練馬区石神井町3丁目にある西武池袋線の駅が、石神井公園駅(しゃくじいこうえんえき)。大正4年4月15日、武蔵野鉄道の石神井駅として開業し、昭和7年、 石神井風致協会設立し、一帯の公園的な環境保全が図られたことから、昭和8年3月1日、石神井公園駅に改称。西武鉄道屈指の難読駅名にもなっています。
都立石神井公園の玄関駅
大正4年4月15日、西武鉄道の前身、武蔵野鉄道の池袋駅〜飯能駅(当時の線名は武蔵野線)の開通と同時に開業した歴史ある駅。
当時は池袋駅から3駅目(東長崎駅 、練馬駅)でした。
もともと現在の石神井公園にある三宝寺池周辺は、風光明媚な景勝地で、鉄道の開通を受けて、大正6年、池の畔に旅館「武蔵野館」、料亭「豊島館」が開業、高浜虚子、太宰治ら多くの文化人たちも集いました。
三宝寺川(旧弁天川)をせき止め、石神井池(ボート池)が誕生したのは、石神井公園駅に改称した翌年で、都立石神井公園の開園は昭和34年のこと。
湧水池だった三宝寺池周辺の自然が、石神井公園としてのルーツなのです。
駅舎は平成24年までに上下線とも高架化され、平成29年には「Emio石神井公園」がオープンしています。
普通列車のほか、S-TRAIN、快速急行、急行、通勤急行、快速、準急が停車(通勤準急は通過です)。
東京メトロ副都心線や有楽町線直通列車の始発駅でもあり、便利ですが、乗り間違えには注意が必要。
石神井公園へは、石神井公園駅から徒歩7分。
吉祥寺駅行、阿佐ヶ谷駅行、荻窪駅行などのバスも発着しますが、南ロータリー、北ロータリーに分かれているのでご注意を。
ちなみに石神井とい地名は、村人が井戸を掘った際に、石棒が出土、石棒には奇端(きずい)があったため、村人たちは、それを霊石と崇め、石神様(いしがみさま)として祀ったのが始まり(これが現在の石神井神社の起こり)。
石神井公園駅 |
名称 |
石神井公園駅/しゃくじいこうえんえき |
所在地 |
東京都練馬区石神井町3-23-10 |
関連HP |
西武鉄道公式ホームページ |
|
問い合わせ |
石神井公園駅 TEL:03-3996-2651 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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