府中市郷土の森博物館・旧田中家住宅

府中市郷土の森博物館・旧田中家住宅

東京都府中市、多摩川沿いの14haの森のなかに、8棟の歴史的建造物が移築される府中市郷土の森博物館。そのなかのひとつが、かつて甲州街道府中宿の大店(おおだな)の建物、旧田中家住宅。甲州街道府中宿を代表する商家「柏屋」を移築復元したものです。

維新後は、明治天皇の行在所にもなった府中宿の大店

旧田中家住宅

明治10年~明治15年には明治天皇の行在所(あんざいしょ)となり、明治天皇が兎狩りの際に、休憩所や宿泊所として使われた建物で、御座所として使われた奥座敷部分が現存。
移築にあたっては、当時の屋敷図、写真資料をもとに設計をし、間口が狭く奥行きが長い、町家特有の屋敷全体を復元しています。
表店(おもてみせ)部分を休憩所として活用し、座敷は有料で貸し出しています。

田中家はもともと車返村(現・府中市白糸台)にありましたが、江戸時代中期に六所宮(大國魂神社)社前の府中新宿(現・宮町1丁目)に移り、寛政元年(1789 年)頃から、「柏屋」という屋号で桝酒や反物、荒物の商売を開始、次第に大店へと成長し、旅籠を営むようにもなっていました(幕末には府中宿最大の地主に)。
幕末には府中宿の脇本陣ともなっています。
「柏屋」という屋号は、六所宮(大國魂神社)へ参詣する人の柏手(かしわで)の音が聞こえることから付けた名前なんだとか。

現在、府中市緑町の「酒の柏屋」(酒の大型専門店)は、その末裔。

府中市郷土の森博物館・旧田中家住宅
名称 府中市郷土の森博物館・旧田中家住宅/ふちゅうしきょうどのもりはくぶつかん・きゅうたなかけじゅたく
所在地 東京都府中市南町6-41
関連HP 府中市郷土の森博物館公式ホームページ
電車・バスで 京王電鉄分倍河原駅から京王バス郷土の森総合体育館行きで6分、郷土の森正門前下車、徒歩1分
ドライブで 中央自動車道国立府中ICから約3.5km
駐車場 400台/無料
問い合わせ 府中市郷土の森博物館 TEL:042-368-7921
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
府中市郷土の森博物館

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