大田区
プレスマンユニオン編集部
東京港野鳥公園
東京都大田区、東京港の大井埋立地に雨水が溜まって自然にできた池を利用した野鳥の聖域が、東京港野鳥公園。東京都中央卸売市場大田市場に隣接する園内には干潟、ヨシ原、森、淡水池、田んぼなど、多様な自然環境が再現され、210種以上の野鳥が飛来。東京を代表する野鳥観察のスポットになっています。
東京港・大井埋立地にある野鳥の聖域
昭和53年4月1日に開園した東京都港湾局所管の海上公園のひとつ(開園当初は、大井第七ふ頭公園)。
もともとは、流通施設用地として造成した埋立地でしたが、空地だったので雨水が溜まって池や草原が生まれ、野鳥が集まるように(東京湾は、日本の渡り鳥の中継地点として貴重)。
その後、平成元年に敷地が大幅に拡大されて、東京港野鳥公園となったもの。
平成30年には11ヘクタールの新たな干潟が整備され、公園面積も36haに拡大しています。
東京港野鳥公園は、とくにシギ、チドリ類の棲息地としては、国際的にも貴重な場所であることが平成12年に確認されてます。
園内はネイチャーセンター、潮入りの池、前浜干潟(平成30年に拡張された干潟)、前浜干潟観察デッキなどのある東園、自然学習センター、公園管理事務所、自然生態園、芝生広場などのある西園に大きく分かれ、初心者は海の水が出入りする潮入の池(汽水池)の干潟が鳥たちが集まるポイントなので、まずはネイチャーセンターのある東園をめざすのがおすすめ。
双眼鏡などは備え付けのものもあり、手ぶらでもバードウォッチングを楽しむことができます。
潮入の池に臨むネイチャーセンターには日本野鳥の会のレンジャーが常駐し、地下には、潮入の池の干潟遊歩道(がた潟ウォーク)が整備され、トビハゼなど干潟の生き物を観察できます。
初心者でも十分に楽しめる観察会も実施しているので、詳しくはホームページの確認を。
東京港野鳥公園 |
名称 |
東京港野鳥公園/とうきょうこうやちょうこうえん |
所在地 |
東京都大田区東海3-1 |
関連HP |
東京港野鳥公園公式ホームページ |
|
電車・バスで |
JR大森駅から京急バスで野鳥公園下車、徒歩5分、または東京モノレール流通センター駅から徒歩15分 |
ドライブで |
首都高速大井南ランプ、または、平和島ランプから約2.4km |
駐車場 |
40台/無料 |
問い合わせ |
東京港野鳥公園 TEL:03-3799-5031/FAX:03-3799-5032 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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