東京都八丈町末吉、八丈島南部、水蒸気爆発で誕生した洞輪沢(ぼらわさわ)の漁港脇にある公衆浴場が、洞輪沢温泉。末吉地区から東京都道217号(汐間洞輪沢港線)で汐間海岸・汐間の滝方面に進めば、漁港の脇に建物が見えます。八丈島最古の共同湯で、今も無料で入浴できます。
昭和53年に誕生、八丈島でもっとも歴史ある共同湯
泉質は、カルシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩温泉で、八丈島の他の温泉とは泉質が異なるので、温泉好きにも入浴をおすすめ。
源泉温度は41.2度(pH7.4)、湧出量も毎分150リットルと豊富で、源泉かけ流し、加温加水なしになっています。
浴槽はひとつだけですが、源泉がドバドバと流し込まれています。
湯船でちょうど40度程度と、まさに天の恵みです。
地区の人達が(末吉自治会管理)、大切に維持管理する共同浴場なので、マナーを守って入浴を(月曜は清掃のため休業)。
せっけん・シャンプーは使用不可です。
八丈町は、平成4年度から温泉開発を進め、八丈島で地熱発電を進める東京電力グループに調査を依頼。
その後樫立向里温泉井(裏見ヶ滝温泉)、末吉道ヶ沢温泉(末吉温泉「みはらしの湯」)など、数本の温泉が開削されていますが、洞輪沢温泉は、水蒸気爆発の場所という地理的な要因もあって、昭和53年に温泉を掘削、共同浴場が整備されています。
中之郷温泉「やすらぎの湯」が昭和61年なので、それよりも早い開湯ということに。
東京都道217号(汐間洞輪沢港線)のバニシング・ポイント(終点)となる汐間海岸は、八丈島で唯一のサーフポイントで、海食崖には汐間の滝が落ちています。
洞輪沢温泉 | |
名称 | 洞輪沢温泉/ぼらわさわおんせん |
所在地 | 東京都八丈町末吉無番地 |
関連HP | 八丈島観光協会公式ホームページ |
ドライブで | 底土港からタクシーで約16km、八重根港から約14km、八丈島空港から約15km |
駐車場 | あり/無料 |
問い合わせ | 八丈町福祉健康課 TEL:04996-2-5570 |
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