小仏峠

小仏峠

東京都八王子市裏高尾町と神奈川県相模原市緑区の間、武相国境に位置する峠が、小仏峠(こぼとけとうげ)。景信山(標高727.3m)と小仏城山(標高6704.m)の鞍部、標高548mに位置し、高尾山とを結ぶハイキングコースの途中に位置し、峠越えの甲州街道(甲州道中)もハイキングコースとして整備されています。

高尾山〜景信山を結ぶハイキング途中の峠

小仏峠

甲州街道の峠越えの途中、武相国境という要衝に位置する小仏峠。
頂上には、明治13年6月16日に馬と輿(こし)を使って峠を超えた明治天皇聖跡碑(明治天皇の六大巡行ののひとつ、甲州・東山道巡行)、その巡行に同伴した当時太政大臣だった三条実美の歌碑(「来てみれば 蚕飼い機織りいとまなく 甲斐の旅路の 野のべ山の辺」)、廃墟となった茶屋跡などがあります。

小仏峠が目的地の場合は、東京都側は小仏バス停(高尾駅北口から京王バス利用)、神奈川県側は底沢バス停(相模湖駅から神奈川中央バス利用)がハイキングの起点。
東京都側の登山口(東京都道516号の車道終点、小仏バス停から徒歩20分)には駐車場がありますが、駐車台数が10台ほどと少ないため、週末などは利用できないと考えるのが賢明(駐車場近くには滝行に使われる小仏滝があります)。
登山口から小仏峠へは30分ほどなので、小仏バス停〜小仏峠は所要50分、休憩を入れて1時間ほどの行程です。

小仏峠
小仏峠
名称 小仏峠/こぼとけとうげ
所在地 東京都八王子市裏高尾町・神奈川県相模原市緑区
電車・バスで JR・京王電鉄高尾駅から京王バス小仏行きで21分、小仏下車、徒歩30分
ドライブで 圏央道高尾山ICから約9.5kmで小仏峠入口駐車場
駐車場 小仏峠入口駐車場(15台/無料)
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
小仏城山

小仏城山

東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区との境、高尾山から陣場山方面に歩き、小仏峠の手前にあるピークが、小仏城山(こぼとけしろやま)。標高は670.4mと高尾山より70mほど高峰です。芝生に覆われた山頂には「城山茶屋」があり、富士山、一丁平の桜

甲州街道・小仏峠越え

甲州街道・小仏峠越え

東京都八王子市裏高尾町と神奈川県相模原市緑区の間、武相国境に位置する峠が、小仏峠(こぼとけとうげ)。江戸時代に徳川幕府が整備した甲州街道(日本橋〜甲府〜下諏訪)の古道で、甲州道中としてハイキングコースとして整備されています。武相国境に位置す

景信山

景信山

東京都八王子市と神奈川県相模原市緑区との境、武相国境に位置する標高727.3mの山が、景信山(かげのぶやま)。西に陣馬山、南東側に高尾山へと続く都県界尾根沿いにに続く奥高尾縦走路(京王電鉄の「高尾・陣馬スタンプハイク」)途中に位置し、富士山

小仏峠

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