海沢三滝(海沢渓谷)

海沢三滝(海沢渓谷)

御前山、三頭山と並び、奥多摩三山に数えられる大岳山(1266.4m)を源に、北に流れて海沢渓谷となって多摩川に合流する海沢谷の上流部に懸かる滝が海沢三滝。三ツ釜の滝、ネジレの滝、大滝の総称で、本来は、大滝のさらに上流に落ちる不動の滝を含めて海沢四滝とも呼ばれていますが、不動の滝は危険のため近づくことができません。

アメリカキャンプ村からさらに上流へ海沢林道を走ると海沢園地

海沢三滝(海沢渓谷)
三ツ釜の滝
海沢三滝(海沢渓谷)
ネジレの滝
海沢三滝(海沢渓谷)
大滝
海沢三滝(海沢渓谷)

ハイキングコースは、海沢林道(対向車が来るとすれ違いができないため、バックする必要があり、運転には注意が必要)終点の海沢園地が起点。
JR青梅線・奥多摩駅から徒歩の場合は、海沢園地まで5.8km、2時間ほど必要です。

海沢園地から木橋を渡り、川沿いに進み、鉄製の階段を上がると3段になって落ちる三ツ釜の滝(落差12.5m)。
さらに川沿いに進むと、上段6m、下段3mほどのネジレの滝。
ここから少し高巻きの道を上ると、渓谷最大の大滝で、落差は23mもあります。
ただし、滝近くの道は滑りやすいので、事故防止のためにも登山靴などを履くことが必要です(一部、道が不明瞭の場所もあります)。
降雨後や冬季は、登山のエキスパートだけが許される世界です。

海沢園地を起点に、海沢三滝周遊は所要1時間30分ほど。

チャートと呼ばれる硬い堆積岩の地層が渓谷に沿って帯状に続き、硬さに違いによって段差が生じたもの。
浸食に残された硬い岩盤部分が滝になっているのです。

奥多摩ビジターセンターのホームページにセルフガイド用のマップ(PDF)も用意されていますので、事前にダウンロードを。

 

海沢三滝(海沢渓谷)
名称 海沢三滝(海沢渓谷)/うなさわのさんたき(うなさわけいこく)
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町海澤
関連HP 奥多摩観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR奥多摩駅から徒歩2時間15分
駐車場 なし
問い合わせ 奥多摩町観光案内所 TEL:0428-83-2152
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
海沢三滝(海沢渓谷)

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