東京都小平市天神町、西武新宿線の小平駅と花小金井駅の中間、線路沿いに広がるのが小平ふるさと村。玉川上水の開削で武蔵野台地に開かれた新田村落が現在の小平市で、玉川上水からの分水を利用して回したのが水車です。平成4年に水車小屋を開拓当初の復元住居近くに新築(復元)。
江戸時代には随所に設置されていた水車小屋を復元
玉川上水からの分水は、各村の入口で青梅街道の南と北の水路に分かれ、村の飲料水に使用されました。
さらに天明8年(1788年)の記録から、33ヶ所の水車が回っていたことが判明していますが、多くは脱穀・製粉用に設置されたものです。
復元された水車小屋には、花崗岩の挽臼(ひきうす)、カシ材の寄せ歯歯車が設置されています。
現在の小平市を構成するのは、近世に開発された7つの新田村ですが、新田といっても水の供給量が限られているため、耕作地は畑が大部分でした。
小平ふるさと村・水車 | |
名称 | 小平ふるさと村・水車/こだいらふるさとむら・すいしゃ |
所在地 | 東京都小平市天神町3-9-1 |
関連HP | 小平ふるさと村公式ホームページ |
電車・バスで | 西武鉄道小平駅から徒歩20分、花小金井駅から徒歩25分 |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 小平ふるさと村 TEL:042-345-8155/FAX:042-345-8155 |
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