献血発祥の地碑

献血発祥の地碑

東京都渋谷区広尾4丁目、日本赤十字社医療センターのバスターミナルに立つのが、献血発祥の地碑(献血発祥之地碑)。昭和27年4月、日本赤十字社中央病院(現・日本赤十字社医療センター)に日本赤十字社血液銀行東京業務所を開設し、日本赤十字社が血液事業を開始したことを記念したモニュメントです。

日本初の血液銀行が開業した地

献血発祥の地碑

日本赤十字社医療センターは、明治24年、飯田町から移転した日本赤十字社病院が前身。
近代的な輸血法が日本に入ってきたのは、大正8年で、昭和5年に濱口雄幸首相が東京駅で凶漢にピストルで撃たれる事件(濱口首相遭難事件)の際には、東京帝国大学外科学主任教授・塩田広重らが駆けつけて、駅長室で輸血を行ない、一命をとりとめたことからその重要性が注目されるようになりました。
当時の輸血は、献血する側が傍らに横になるという「まくら元輸血」で、昭和23年、東大病院で輸血による梅毒感染という事故を招くなど、安全性に大きな問題がありました。

日本赤十字社はアメリカ赤十字社の指導と援助を受け、保存血液の製造に着手し、ついに昭和27年4月10日、日本初の血液銀行である日本赤十字社東京血液銀行業務所が開業したのです。

当時は、民間の事業者が血液を集める売血が主流で、献血者は増加することがなかったため、安全性に問題がある売血を追放する国民運動や、閣議決定もあって、ようやく昭和43年頃、献血が定着したのです(売血が完全に消滅するのは平成2年)。

血液事業の中央血液センターは、平成15年、薬事法の改正(「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」施行)を受け、施設が手狭になったため平成18年に江東区辰巳(日本赤十字社辰巳ビル)に移転しています。

献血発祥の地碑
名称 献血発祥の地碑/けんけつはっしょうのちひ
所在地 東京都渋谷区広尾4-1地先
電車・バスで 東京メトロ広尾駅から徒歩10分
ドライブで 首都高速高樹町出口から約500m
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
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献血発祥の地碑

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