横十間川親水公園

横十間川親水公園

東京都江東区、横十間川に「区民の水辺」をテーマに整備された延長1.9km、面積5.1haの江東区立の公園が、横十間川親水公園(よこじゅっけんがわしんすいこうえん)。貸しボート場、水上アスレチック、野鳥の島、花菖蒲園や田んぼが整備された「生物の楽園」があり、カワセミも生息する環境。週1〜2回、木造和船も運航されています。

ボート遊び、水上アスレチック、和船体験が可能

北十間川から分かれて江東区と墨田区の境を流れる横十間川。
徳川家康の江戸入府とともに整備が進んだ運河のひとつで、万治2年(1659年)の開削。
かつては、武蔵国と下総国との国境にもなっていました。

洪水防止のため、昭和51年に扇橋閘門(おうぎばしこうもん)が設置され、横十間川が水位が下がったことから川の一部を埋め立て、昭和59年4月1日に親水公園として開園。

小名木川クローバー橋から大横川に合流する地点までの区間に整備されているのが横十間川親水公園です。

ボートは海辺ボート乗場(海砂橋横)、尾高ボート乗場の2ヶ所の乗船場があり、尾高ボート乗場~岩井橋の間でボート遊びが可能。
ペダルボート(大人2人、幼児1人まで)がメインで、足こぎボート(ロウボート/大人3人まで)も用意されています。
和船運航日と重なる日曜は、尾高ボート乗場のみの営業となり、ボート遊びの範囲も縮小しています。

和船乗船体験・櫓漕ぎ体験は、かつては運河の舟運に活躍した和船の操船技術の保存を目的に「和船友の会」が結成され、「和船友の会」の協力で海辺乗船場を起点に運航されるもの。

江東区スポーツ会館の西側にある横十間川親水公園水上アスレチックは、毎月1日・15日(土・日・祝日の場合は翌日)が休場日。
水の上を渡る「ぐらぐら橋」や、UFOと呼ばれる円盤に足をかけ、クサリを頼りに進む「UFOクライム」、ロープをたぐって水上を進む「GOGOロープ」などが無料で楽しむことができます。
水に落ちても、水深25cmほどなので安心。

横十間川親水公園
名称 横十間川親水公園/よこじゅっけんがわしんすいこうえん
所在地 東京都江東区扇橋3-22先~東陽6-1先
関連HP 江東区公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ東西線東陽町駅から徒歩10分
駐車場 なし/周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
横十間川

横十間川

江戸時代初期に開削され、東京都墨田区、江東区を南北に流れる運河が横十間川。北端で東西に流れ、東京スカイツリーのビュースポットである北十間川に合流し、南端で大横川にぶつかっています。古代の隅田分流の流路に沿って造られた運河であるため、武蔵国と

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横十間川親水公園

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