光が丘公園

光が丘公園

東京都練馬区光が丘、旭町、板橋区赤塚新町にまたがる東京都立の都市公園が光が丘公園。光が丘団地に隣接する練馬区では最大の公園緑地で、戦前には陸軍の成増陸軍飛行場があり、帝都防衛が目的で二式単座戦闘機「鍾馗」が配備されていました。戦後、アメリカ軍の家族住宅「グラントハイツ」などに転用された後、公園に。

アメリカ軍の家族住宅「グラントハイツ」跡が公園に

板橋区練馬高松町にあったため、地元で「高松飛行場」とも呼ばれた成増陸軍飛行場の滑走路(幅60m、全長1200 m)は、現在のジャブジャブ池のある夏の雲公園の北端が、滑走路の南端。
そこから北に伸び、大江戸線光が丘駅を通り、光が丘公園の中央が北端です(痕跡はほとんど見当たりません)。
現在の光が丘第四小学校には飛行機工場があり、周辺には戦闘大隊本部、戦闘指揮所(作戦室)、射撃場、警備中隊、補給中隊などが点在していました。

終戦後、連合国軍第2230部隊が駐留し、第18代アメリカ大統領のユリシーズ・シンプソン・グラント(南北戦争時の北軍のグラント将軍)に因んでグラントハイツ(Grant Heights)と改称し、「グランド・ハイツ住宅地区」となりました。
昭和18年には物資などの輸送のための軍用鉄道(上板橋駅〜陸軍第一造兵廠構内)も敷設されていましたが、グラントハイツ用に延伸し、東武啓志線(上板橋駅〜グラントハイツ駅/6.3km)も開業(グラントハイツ駅は現在の光が丘秋の陽小学校の北側にありましたが、昭和34年に廃止)。

昭和48年9月30日、グラントハイツの土地は日本へ返還され、昭和56年12月26日、60.7haの光が丘公園がオープン(光が丘パークタウン=光が丘団地も整備されました)。

ヒマラヤスギ、マテバシイなど1万6300本もの樹木が茂る園内には、6haという広大な芝生広場、芝生広場を取り囲む「憩いの森」、デイキャンプ場(使用対象は、小中学生と身体障害者など事前申込みの団体グループに限定)、バーベキュー広場(予約制)、野球場(4面)、陸上競技場(400mトラック)、テニスコート(人工芝8面)、バードサンクチュアリー(2.4ha)、ちびっ子広場、屋敷森跡地、モニュメント「光のアーチ」、売店「パークス光が丘」などが整備されています。

イチョウ並木は旧都庁前から移植

「憩いの森」に茂るヒマラヤスギ、イチョウ、マテバシイ、マツ、桜などは、グラントハイツ時代からの大木を移植したもの。


都営大江戸線光が丘駅からのアプローチ道となるのが「ふれあいの径」(この「ふれあいの径」の西側が滑走路跡)。
樹齢100年を超す巨木イチョウ40本が茂る「ふれあいの径」イチョウ並木は、旧都庁舎前に街路樹として植えられていた並木が京葉線工事の支障となったため、光が丘公園に移植されたもので、夏には木陰を提供しています。

公園の一角にあるカントウタンポポ自生地は、日本の在来種であるカントウタンポポの自生地を保護したもので、4月中旬〜5月初旬に黄色い花を咲かせています。

GWには日本最大級のモンゴルのフェスティバル『ハワリンバヤル』(Хаврын баяр=モンゴル語で「春の祭り」)も開催。
「ふれあいの径」イチョウ並木など紅葉の名所でもあり、紅葉見見頃は例年11月上旬~11月中旬頃。
イチョウ並木は、東京の他の場所より毎年早く色づきます。

広大な園内は戦隊物特撮のロケ地で、テレビ朝日系で放送された東映制作の特撮テレビドラマ『メタルヒーローシリーズ』、『仮面ライダークウガ』、『仮面ライダーアギト』のロケにも使われています。

有料駐車場は光が丘体育館の東側にあり、利用できます。

光が丘公園
名称 光が丘公園/ひかりがおかこうえん
所在地 東京都練馬区光が丘2・4丁目、旭町2丁目、板橋区赤塚新町3丁目
関連HP 東京都公園協会公式ホームページ
電車・バスで 都営地下鉄成増駅から徒歩8分、東武成増駅・地下鉄メトロ成増駅から徒歩15分
駐車場 251台/有料
問い合わせ 光が丘公園サービスセンター TEL:03-3977-7638
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
光が丘公園

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