東京都新宿区の花園神社境内にあるのが『圭子の夢は夜ひらく』歌碑。『圭子の夢は夜ひらく』は、昭和44年9月25日に『新宿の女』でデビューし、続く『女のブルース』と連続のヒットとなった藤圭子の3枚目のシングルレコード。作詞の石坂まさをとコンビを組んだ3曲目も大ヒットとなりました。
藤圭子の代表作の歌碑が新宿・花園神社境内に
曽根幸明が作曲、園まり、緑川アコなどの競作『夢は夜ひらく』(園まり版は昭和41年発売)を原曲に、石坂まさをが藤圭子用に作詞したもの。
小説家の五木寛之は「怨歌」と表現した、この『圭子の夢は夜ひらく』が藤圭子のイメージを決定づけたともいえるでしょう。
藤圭子は、石坂まさをの自宅に住み込みでレッスンを受け、デビューしています。
10週間連続オリコン1位で、累計のレコード売上は120万枚。
昭和54年12月26日、新宿コマ劇場で行われた「引退リサイタル」でも涙ながらに『圭子の夢は夜ひらく』を歌ってファンに別れを告げています(2年後に藤圭似子の名で芸能界に復帰)。
富士塚もあり、演劇や歌曲など芸能関係の奉納も多い芸能浅間神社の横に、歌碑は立っています。
石坂まさをの作詞家生活30周年を記念し、平成11年に建立。
デビュー曲の『新宿の女』の歌碑は、近くの西向天神社の境内にあるので、時間があればあわせて見学を。
『圭子の夢は夜ひらく』歌碑 | |
名称 | 『圭子の夢は夜ひらく』歌碑/『けいこのゆめはよるひらく』かひ |
所在地 | 東京都新宿区新宿5-17-3 |
関連HP | 花園神社公式ホームページ |
電車・バスで | 東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅から徒歩5分。JR・京王電鉄・小田急電鉄・東京メトロ・都営地下鉄新宿駅から徒歩10分 |
問い合わせ | 花園神社 TEL:03-3209-5265/FAX:03-3209-5645 |
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