東京都杉並区にある区立公園の一つが大田黒公園。日本における音楽評論の草分けとして知られる音楽評論家・大田黒元雄(おおたぐろもとお)の自邸跡地を利用して昭和56年10月1日に開園した公園です。旧自邸の庭園を生かした回遊式日本庭園が見事で、紅葉シーズンにはライトアップ(夜間特別開園)も実施。
美しいイチョウ並木が出迎えてくれる
自邸の3割を公園にして欲しいという大田黒元雄(昭和54年1月23日没/86歳)の遺志に基づいて杉並区に寄贈された土地に、周囲の土地を合わせて公園にしたもの。
正門から延びる樹齢100年を超えるイチョウ並木、ケヤキ、アカマツ、シイノキなどの巨木も茂り、武蔵野らしい景観を生み出しています。
昭和8年築のアトリエ(レンガ造りの洋館)を改装した記念館は、国の登録有形文化財になっています。
記念館には、大田黒氏の愛用のスタインウェイ社製のピアノや蓄音機などが展示されています。
公園内に売店はないので、飲食物は持参を(ベンチや休憩室で飲食が可能/ゴミは持ち帰りが必要)。
大田黒公園 | |
名称 | 大田黒公園/おおたぐろこうえん |
所在地 | 東京都杉並区荻窪3-33-12 |
関連HP | 杉並区公式ホームページ |
電車・バスで | JR・東京メトロ丸ノ内線荻窪駅から徒歩10分 |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 大田黒公園管理事務所 TEL:03-3398-5814 |
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