2024年11月23日(土・祝)〜12月1日(日)17:30〜20:30、東京都品川区東五反田5丁目・池田山公園(備前国岡山藩池田家・下屋敷跡)で、池田山公園ライトアップイベント『紅葉の灯明-みあかし』が行なわれます。和を基調とした日本庭園ならではの光表現で、紅葉の庭園をライトアップします。
光のグラデーションで、非日常的な庭園を演出
備前国岡山藩池田家・下屋敷跡の起伏に富んだ地形を活かし、昭和60年に開園した池泉回遊式庭園。
梅、椿、ツツジ、花菖蒲、アジサイなどの四季の花と紅葉の名所で、紅葉の見頃(例年11月中旬~12月上旬)にあわせてライトアップを実施するもの。
園内の数カ所にお香を配置するなど、視覚だけでなく嗅覚や水音など五感で楽しむ空間を創出。
ライトアップイベント期間中は、池の周回路の一部と高台エリアが通行できます(通行路にはキャンドル型ライトを設置)。
岡山藩主・池田光政が構えた「大崎屋敷」の跡
池田山は、寛文8年(1668年)、岡山藩池田家下屋敷が置かれ、目黒川から見上げると小高い山に見えたことがその名の由来。
屋敷跡の大部分は昭和に入って住宅分譲地として売り出され、都内有数の高級住宅地となりましたが、旧池田邸3万8000平方メートルのなかの7000平方メートルだけを池田山公園(当時の品川区が土地を所有していた青果市場から購入)として残しています。
岡山藩池田家は、明暦3年(1657年)の明暦の大火で上屋敷などの各屋敷を焼失し、寛文8年(1668年)の上野の火事で下谷寺町(台東区)の邸宅をも失ったため、新たに屋敷地を求め、時の藩主・池田光政は、下谷邸を返上するかわりに、大崎に下屋敷を拝領するように願い出たのです。
これが通称「大崎屋敷」と呼ばれる池田山の下屋敷です。
池田山公園ライトアップイベント『紅葉の灯明-みあかし』|2024 | |
開催日時 | 2024年11月23日(土・祝)〜12月1日(日)17:30〜20:30 |
所在地 | 東京都品川区東五反田5-4-35 |
場所 | 池田山公園 |
関連HP | しながわ観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR・東急池上線・都営地下鉄浅草線五反田駅から徒歩15分 |
問い合わせ | 池田山公園管理事務所 TEL:03-3447-4676 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |