桔梗濠
1614(慶長19)年に造られた桔梗門(内桜田門)近くにある江戸城の内濠(内堀)。最初に江戸城を築いた太田道灌の時代に、この近くに道灌が築いた「泊船亭」があった地と伝えられ、道灌の家紋の桔梗紋から桔梗門、桔梗濠という名が…
1614(慶長19)年に造られた桔梗門(内桜田門)近くにある江戸城の内濠(内堀)。最初に江戸城を築いた太田道灌の時代に、この近くに道灌が築いた「泊船亭」があった地と伝えられ、道灌の家紋の桔梗紋から桔梗門、桔梗濠という名が…
東京都千代田区千代田、平川門と大手門の間にある江戸城の内濠(内堀)が大手濠(大手堀)。大手とは追手、つまりは玄関(正門)という意味なので、この大手濠のある側が江戸城の正面ということになります。南には桔梗濠、西には平川濠が…
江戸城・平川門に架かる平川橋を境に西側の内濠(うちぼり)が平川濠(平川堀)、東側は大手濠と呼ばれ、水は平川濠から大手濠に向けて流れています。平川濠は北桔橋門から平川門まで江戸城本丸の北側、三の丸の西側を防備する濠です。平…
乾門は江戸城の乾(いぬい=戌亥/北西)の方向にある門の一つですが、実は明治21年、皇宮建設の際に新たに誕生した「明治の門」。坂下門の内側にあった西の丸裏門を移築したものです。新年一般参賀、桜の開花期、秋の紅葉の時期に行な…
江戸城の西ノ丸吹上庭園から本丸の天守、大奥に通じる要所の門。往時には門ととも通常は跳ね上げていた橋がありましたが、今では固定の小さな橋に変わっています。しかも「皇居乾通り一般公開」の時以外には立ち入ることができません。
江戸城本丸の大奥、天守部分から外部に直接通じる門が北桔橋門(きたはねばしもん)。門の横の内濠(平川濠・三日月濠)は防御力を高めるためにほかよりも深く、石垣は最も堅固になっています。現在では大手門、平川門と同様に、宮内庁が…
昭和41年2月に音楽好きの香淳皇后(こうじゅんこうごう=昭和天皇の皇后)の還暦記念として建設された200名収容の音楽ホール。キンポウゲ科の「テッセン」の花弁(八弁花)を形どつた屋根と八面体という珍しいフォルムで、江戸城本…
皇居東御苑内、二の丸庭園にある風雅な茶室。火災などで焼失後、11代将軍・徳川家斉(とくがわいえなり)の時に創建されています。かつては吹上御苑(西の丸西側、現在の御所などのある一帯)にありましたが、昭和43年、皇居東御苑の…
江戸城本丸跡の西側、本丸休憩所の裏手から登った先、白鳥濠の脇に展望台があります。江戸城は本丸と白鳥濠を隔てた二の丸は標高差が10mほどあります。その標高差を活かして、かつての日比谷入江の海岸段丘のヘリに位置するのが展望台…
皇居東御苑内、大手門近くにあるミュージアム。天皇家から寄贈された絵画・書・工芸品などの美術品類に加え、故秩父宮妃のご遺贈品、香淳皇后のご遺品、故高松宮妃のご遺贈品、三笠宮家のご寄贈品など1万点近くを収蔵。明治以降に日本各…
東京にある大名庭園は、東京とりっぷ取材班の調べで全23。実は、ひょっとするとという候補がほかにもありますが、(池が大名庭園時代と同じ位置にあるなど)確定しているのは23ヶ所にすぎません。その23庭園を、取材班が「お気に入…
東京の大名庭園は『東京とりっぷ』『ニッポン旅マガジン』取材班の調査では、目下、確定しているのが23庭園あります。そのうち、別に紹介した「必踏5庭園」を除く新宿区、文京区、台東区、墨田区に現存する大名庭園は9庭園。意外に新…