桜田濠
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀のうち、南東側、半蔵門から桜田門までの部分が、桜田濠(さくらだぼり)。現在は皇居を囲む濠ですが、広いところの水部で幅115m、上端で215mという江戸城最大の濠。しかも自然地形の谷地を…
東京都千代田区、江戸城を取り囲む内堀のうち、南東側、半蔵門から桜田門までの部分が、桜田濠(さくらだぼり)。現在は皇居を囲む濠ですが、広いところの水部で幅115m、上端で215mという江戸城最大の濠。しかも自然地形の谷地を…
東京都北区、JR・東京メトロ王子駅近くにあるのが、音無親水公園(おとなししんすいこうえん)。石神井川の旧流路に整備された公園。石神井川が現在の北区付近で音無渓谷と呼ばれ、江戸近郊の行楽地として賑わった時代を現代に再現した…
東京都北区、JR王子駅近くを流れる石神井川の蛇行部分を利用した園地が、音無もみじ緑地。江戸時代、一帯は音無渓谷と呼ばれる景勝地で、石神井川の崖下にあった洞窟には松橋弁財天が祀られていましたが、今では護岸工事が施され、洞窟…
東京都福生市の平和橋から杉並区・浅間橋までの24kmにも続く都立公園が、玉川上水緑道。そのうち、小金井市を流れる部分は、小金井の桜(「小金井サクラ」)として国の名勝に指定される部分。もともとは8代将軍・徳川吉宗の命で大岡…
東京都三鷹市、井の頭恩賜公園の中核をなす池が、井の頭池。江戸入府後の徳川家康が、鷹狩の際に湧水を気に入り、神田上水の水源にしたという池で、今も両国橋脇で隅田川に合流する神田川(流路延長24.6km)の源流になっています。…
東京都大田区南千束2丁目、北千束の清水窪湧水などを主な水源とする都内屈指の広さを有する淡水池、洗足池を中心とする大田区立の公園が、洗足池公園。春の桜、秋の紅葉で賑わう公園で、洗足池ではボート遊びを楽しむことができます。冬…
東京都文京区、神田川の中央本線が走る対岸(北岸)、文京区立元町公園近くにあるのが、神田上水懸樋跡(かんだじょうすいかけひあと)。江戸時代、東京の水道だった神田上水が神田川を越える施設が懸樋で、木樋(木製の水道管)と木橋、…
東京都台東区、上野恩賜公園の南端に位置する周囲約2kmの池で、ボートも浮かんでいるのが不忍池。南の蓮池、北の鵜の池、西のボート池に分かれ、3つの池の接する部分に弁天島(中之島)があります。東京湾の入江の名残りですが、平安…
東京都江東区大島、旧中川の河口(荒川との合流点)近く、小名木川との合流点の北側に建つのが江東区中川船番所資料館。資料館の南、旧中川と小名木川の合流点にあったのが中川船番所で、館内では船番所を再現するなど、徳川家康江戸入府…
東京都葛飾区にある区立公園が堀切菖蒲園(ほりきりしょうぶえん)。江戸時代の浮世絵師・歌川広重の『名所江戸百景』にも「堀切の花菖蒲」(ほりきりのはなしょうぶ)として描かれた、花菖蒲の名所のひとつで、昭和34年に都立公園とし…
寛永8年(1631年)、東叡山寛永寺を開山した天海大僧正が京の清水寺に倣って建立した清水観音堂。元禄7年(1694年)に現在地に移されていますが、「清水の舞台」の前に配されているのいるのが、歌川広重も浮世絵に描いた月の松…
新宿の繁華街の東の外れにある古社が西向天神社で、かつては東大久保村の鎮守社だった社。以前は大久保天満宮と呼ばれ、祭神は京の北野天満宮から勧請しています。西向天神社という名は、太宰府を向くかたちで、社殿が西を向いているため…