国立公文書館

国立公文書館

東京都千代田区、北の丸公園にある歴史的に重要な公文書を保管する施設が、国立公文書館。内閣府が所管する独立行政法人国立公文書館の運営で、公文書を収蔵保管するだけでなく、常設展示室を設け、貴重な歴史資料など重要公文書の原本やレプリカを一般公開しています。

明治以降の重要な公文書を展示する展示室も

国立公文書館
「大日本帝国憲法」の原本

各省庁が個別に保管していた公文書を1ヶ所に集め、総理府(当時)が所管する施設として昭和46年に北の丸公園に開館。
老朽化と手狭になったことで、新国立公文書館を憲政記念館の敷地に建設することが決まっています。

収蔵する公文書は、鎌倉時代の歴史署『吾妻鏡』、徳川幕府の『正保城絵図』63鋪、間宮林蔵の『間宮林蔵北蝦夷等見分関係記録』など国の重要文化財に指定されたものも多数あります。
これは、江戸城の紅葉山文庫、昌平坂学問所から引き継いだ古書・古文書が多数あるからで、平安時代後期に成立した法律書『法曹類林』(ほうそうるいりん)など、貴重なものも。
大日本帝国憲法、日本国憲法の原本もここに収蔵されています。

常設展示室もあり、「江戸を東京と称す」詔書、新橋・横浜間鉄道図、民撰議院設立建白書、国会開設の勅諭、大日本帝国憲法、教育勅語、日清講和条約、日露講和条約、普通選挙法、宣戦の詔書、終戦の詔書、教育基本法、サンフランシスコ平和条約などの原本やレプリカが展示され、激動の歴史を実際の署名入りの史料でリアルに体感することができます。
企画展も随時開催。

国立公文書館
「日本国憲法」の原本
国立公文書館
名称 国立公文書館/こくりつこうぶんしょかん
所在地 東京都千代田区北の丸公園3-2
関連HP 国立公文書館公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ竹橋駅から徒歩5分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 国立公文書館 TEL:03-3214-0621/FAX:03-3212-8806
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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