靖國神社・第一鳥居(大鳥居)

靖國神社・第一鳥居(大鳥居)

東京都千代田区九段北3丁目、靖國神社の外苑、早稲田通り側に立つのが、靖國神社・第一鳥居(大鳥居)。大正10年に日本一の大鳥居(高さ21.0m)として誕生した鳥居ですが、昭和18年、老朽化のために撤去。現在の大鳥居は昭和49年再建の鋼製で、高さ25.0m、笠木の長さ34.13m、重さ100tと東京都内最大を誇っています。

高さ25mは、国内7位、東京はもちろん、関東では最大の鳥居

靖國神社・第一鳥居(大鳥居)

震度7の地震にも耐え、風速80m/hの風にも揺らぐことがないという頑強な鳥居で、耐候性鋼(たいこうせいこう=普通鋼に微量な銅やクロ ムを添加した低合金鋼)を使用したことで耐用年数は1200年という驚くべき耐久性を誇っています(設計・施工は日本鋼管)。
『靖国神社大鳥居再建之記録』(靖國神社)によれば、近衛歩兵第1連隊の元将兵が再建運動の中核となり、1万8000人にのぼる個人、団体からの寄付を1億6000万円ほど集め、オイルショックによる資材高騰を懸念して着工を前倒しにして建設されています。

高さ25.0mは、関東1位、全国7位にランキングされています。
東京都内では、靖國神社・第一鳥居(高さ25.0m)、明治神宮(12.0m)、日枝神社(10.9m)が三大鳥居ということに。

第一鳥居をくぐった先に立つのが、明治26年、日本最初の西洋式銅像として建立された大村益次郎像で、上野恩賜公園の西郷隆盛像(明治31年除幕/高村光雲作)、皇居外苑・皇居前広場の楠木正成像(明治33年/高村光雲・山田鬼斎・石川光明・後藤貞行作)とともに東京三大銅像にも数えられています。

靖國神社・第一鳥居(大鳥居)
靖國神社・第一鳥居(大鳥居)
靖國神社・第一鳥居(大鳥居)
名称 靖國神社・第一鳥居(大鳥居)/やすくにじんじゃ・だいいちとりい(おおとりい)
所在地 東京都千代田区九段北3-1-1
関連HP 靖國神社公式ホームページ
電車・バスで 東京メトロ・都営地下鉄九段下駅から徒歩5分
ドライブで 首都高速西神田ランプから約1km。代官町ランプから約1.5km
駐車場 参拝者駐車場(152台/有料)
問い合わせ 靖國神社 TEL:03-3261-8326
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
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