東京都北区上中里1丁目にあるJR京浜東北線の駅が、上中里駅。田端信号場駅(JR貨物)と東京新幹線車両センターの北端部に隣接し、東側には東北本線の尾久駅があります。昭和8年7月1日、鉄道省の駅として開業した駅で、東京23区内のJRでは越中島駅(江東区/京葉線)に次いで乗降客が少ない駅になっています。
1本あたりの平均乗車人数はわずかに15人!
島式ホーム1面2線を持つ地上駅で、駅舎は、橋上駅舎。
京浜東北線の線路が武蔵野台地(上野台地)の縁(へり)、崖下を走っているため、特殊な形の橋上駅舎になっているのです。
上中里駅がワースト2位、東側の尾久駅がワースト3位と、ワースト駅が近接していることに。
そのため尾久駅ともども東京23区の秘境駅と呼ばれることも。
上中里駅の1本あたりの平均乗車人数は15人で、実は列車の本数単位で見ると、東京23区のJR駅で最も閑散としている駅は、上中里駅ということになります(越中島駅、乗降客数ワースト3位の尾久駅は本数が少ないため)。
それでも近くに様々な客車、機関車が配される尾久車両センター(尾久客車操車場)、田端信号場駅(JR貨物)、東京新幹線車両センターがあるため、鉄道ファンにはよく知られた駅となっています。
上中里駅 | |
名称 | 上中里駅/かみなかざとえき |
所在地 | 東京都北区上中里1丁目 |
関連HP | JR東日本公式ホームページ |
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