明治座

東京都中央区日本橋浜町2丁目にある歴史ある劇場が、明治座。明治23年、歌舞伎役者の初代・市川左團次（いちかわさだんじ）が千歳座（ちとせざ）を買収して新築し、明治座としたのが始まり。現在は明治座グループの運営で、歴史ある幕の内弁当は東京近郊なら宅配も可能。

令和5年に創業150周年という歴史ある劇場

初代・市川左團次の建てた、初代の明治座は、大正12年の関東大震災で焼失。
2代目となる劇場は、現在の 浜町に移転し、昭和3年に再建されていますが、東京大空襲で焼失し、昭和25年に再建されますが、漏電により昭和32年に再び焼失（昭和33年に再建）。

現在の劇場は平成5年、 浜町センタービル内に開場したもので、その年、『明治座百年記念公演』を開催しています。
これは初代・市川左團次が明治座を開場してから、100年を迎えることを記念しての興行。

令和5年4月28日を創業150周年としているのは、前身の喜昇座（きしょうざ）として開場されてから150年ということに。
建物南側には、笠間稲荷神社明治座分社も鎮座していますが、これも喜昇座時代からの歴史だとか。

1階のエントランス部分には「喫茶花やぐら」も営業するほか、明治座伝統の幕の内弁当を4階の食堂で味わうこともできます（食堂は予約を）。

明治座の幕の内弁当は、東京23区、武蔵野市、三鷹市、狛江市、調布市、埼玉県川口市、戸田市、蕨市、三郷市、八潮市、草加市、神奈川県川崎市（川崎区・幸区・中原区・高津区・宮前区・麻生区・多摩区）など近郊エリアには宅配も可能です。