大隈重信像

大隈重信像

東京都新宿区戸塚町の早稲田大学早稲田キャンパスにあるのが、大隈重信像。早稲田大学は明治14年の政変で下野した大隈重信が、東京専門学校として明治15年に創立。彫刻家・朝倉文夫制作の大隈重信像は、早稲田大学大隈記念講堂内の回廊と、講堂前の広場の2基配されています。

早稲田大学創設50周年と大隈重信10回忌を兼ねて建立

大隈重信像

昭和7年10月17日にお披露目された、早稲田キャンパス内のガウン姿の大隈重信像(立像)は、晩年の大隈重信を表した像。
早稲田大学創設50周年と大隈重信10回忌を兼ねて建立されたものです。

像高298cmで昭和2年10月20日竣工の大隈記念講堂方向を向く姿で立っています。

明治22年10月18日、大隈重信は国家主義組織玄洋社の一員、来島恒喜の爆弾による襲撃を受け、右足を失い、その後は義足生活に。
ガウン姿の立像も、義足姿なので杖をついているのです。

大隈重信銅像と、大隈重信墓所(文京区大塚5丁目、護国寺)は、受験シーズンともなると、早稲田大学の受験する受験生の合格祈願スポットになっています。

ちなみにもうひとつの大隈重信像が大隈記念講堂内の回廊にあるのは、宮廷服である大礼服(「大日本帝国の服制」における最上級の正装)の像であるため、建学の精神(早稲田大学教旨)である「学問の独立」に反するから。

早稲田大学大隈記念講堂
大隈重信像
名称 大隈重信像/おおくましげのぶぞう
所在地 東京都新宿区西早稲田1-6-1
関連HP 新宿観光振興協会公式ホームページ
電車・バスで 都電早稲田駅から徒歩5分、東京メトロ早稲田駅から徒歩7分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
大隈重信の墓

大隈重信の墓

東京都文京区大塚5丁目にある真言宗豊山派の大本山が護国寺。その墓地には数多くの著名人が眠っていますが、ひと際目を引くのが大隈重信の墓(おおくましげのぶのはか)。明治15年に東京専門学校(早稲田大学)を創立し、内閣総理大臣(第8代・第17代)

大隈庭園(早稲田大学)

早稲田大学の構内にある芝生の広がる開放的な庭と、池泉を中心にした日本庭園がある和洋折衷の庭園。明治20年、大隈邸が築かれた際に佐々木可村(鈴木柯村)が作庭、諏訪の銀次郎(庭師)や渡辺華石(画家)が加わって造園した庭です。江戸時代には彦根藩井

早稲田大学大隈記念講堂

早稲田大学大隈記念講堂

東京都新宿区戸塚町の早稲田大学早稲田キャンパスにあるチューダー・ゴシック様式の講堂が、早稲田大学大隈記念講堂。大隈講堂とも通称される講堂で、その近くの大隈重信像(おおくましげのぶぞう)と並び、早稲田大学のシンボル的な存在になっています。昭和

大隈重信像

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