【東京の異空間】馬事公苑

馬事公苑

東京都世田谷区上用賀にある日本中央競馬会(JRA)が運営する馬事普及の拠点施設が、馬事公苑(ばじこうえん)。昭和15年、面積18haの広大な敷地に、馬術訓練、競技会の開催、馬に関する知識の普及を目的に開設。1969年、2021年の東京オリンピックの会場となり、馬術訓練・競技の拠点として有名に。

北海道のような景観が広がり、牧場気分を満喫

馬事公苑
馬事公苑

様々な競技大会の舞台となる760名収容のメインアリーナ、放牧場や150頭分を収容できる4つの本厩舎、診療所、装蹄所など、東京は思えない北海道・日高のような雰囲気。
「日本の馬事文化の拠点」を謳っていますが、キッズコーナー、「ホースギャラリー」もあって、本格的な乗馬シュミレーターも設置。
「ホースギャラリー」のあるメインオフィス2階にはメインアリーナを眺望するレストラン「rinato KITCHEN 馬事公苑店」もあって、牧場気分を満喫できます。
1階の「馬事公苑cafe stand」では、パン好きに知られる「ガーデンハウスクラフツ」の各種ベーカリーも販売。

放牧場は、繋養している乗用馬とポニーを放牧。
のんびりと草をはむ風景などを見学できます。

広大な「はらっぱ広場」は、東京オリンピックの際に作られた1690名収容のグラスアリーナ跡。
ナチュラルアリーナは、クロスカントリー競技の会場となる場所です。

牧場見学や、馬術競技を楽しむだけでなく、芝生広場や四季折々の花が咲き誇る花畑、野鳥の棲む武蔵野自然林、鯉やカルガモが泳ぐ日本庭園など、美しい公園としても楽しむことができます。

とくに北エリアにある武蔵野自然林は、かつての武蔵野の姿をそのままに保全。
都内でも貴重な場所となっています。
空中歩廊(フォレストパス)も整備され、夏でもちょっぴり涼しい空間となっています。

毎年5月3日〜5日には『JRAホースショー』(『馬事公苑馬術大会』)も開催。
例年秋分の日を「愛馬の日」として、馬と親しめるショーやイベントを実施しています。

小さな子供向けには、「ポニー体験乗馬」も実施されています。

【東京の異空間】馬事公苑
名称 馬事公苑/ばじこうえん
所在地 東京都世田谷区上用賀2-1-1
関連HP JRA公式ホームページ
電車・バスで 東急桜新町駅から徒歩15分、小田急経堂駅から徒歩20分
駐車場 なし
問い合わせ 馬事公苑 TEL:03-3429-5101
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
馬事公苑

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