亀屋万年堂総本店

亀屋万年堂総本店

東京都目黒区自由が丘2丁目にある昭和13年創業という和洋菓子の老舗。昭和38年に生み出した「ナボナ」は、卵やマーガリンなどをミックスした、柔らかなカステラ生地のなかに、クリームを挟んだもの。当時「お菓子のホームラン王」として王貞治氏を起用したテレビCMで、一躍有名に。

「どら焼きを洋風にしたら美味しいんじゃないか」

亀屋万年堂総本店
「お菓子のホームラン王」の「ナボナ」

「お菓子のホームラン王」のキャッチコピーで一躍有名になった「ナボナ」は、創業者・引地末治の「どら焼きを洋風にしたら美味しいんじゃないか」というアイデアから生まれたもの。
当時の和菓子は、餅菓子やまんじゅうで、生地がふわふわしたものは皆無でした。

「基本はどら焼きなんだ。でも、どら焼きなら2個も3個も食べられないけど、ナボナならいくらでも食べられる」(王貞治)ということで、大ヒット商品が誕生したのです。

今では東京・神奈川を中心に25店舗を構える菓子メーカーにまで成長していますが(工場は神奈川県横浜市都筑区に)、総本店は今も自由が丘。

代表銘菓「ナボナ」ですが、「発売61年目の大革命」と称して、素材や製法を見直し、和と洋が調和した「自由が丘の街」ならではの味にリニューアル。

卵白と糖蜜を加えて練り込んだ軽やかなクリームが自慢の「ナボナ」ですが、時代に合わせて変化させています。
総本店の店舗もそれにあわせ、2024年9月14日(土)にリニューアルオープンしています。
総本店など一部店舗では、店舗限定の「自由が丘ナボナ 贅沢チーズ」も販売。
店内で仕上げた「ナボナ」は購入する価値も大です。

「ナボナ」を進化させたのがまったく新しい和菓子「東京ナボロン」も2025年4月1日(火)に発売開始。
「洋菓子と和菓子のいいとこ取りを目指したナボナを、今の時代に合わせて再定義したナボナの進化形」と定義される新商品、新しいヒット商品になる可能性を大いに秘めています。

亀屋万年堂総本店
「東京ナボロン」
亀屋万年堂総本店
名称 亀屋万年堂総本店/かめやまんねんどうそうほんてん
所在地 東京都目黒区自由が丘2-11-5
関連HP 亀屋万年堂公式ホームページ
電車・バスで 東急線自由ヶ丘駅から徒歩2分
駐車場 なし
問い合わせ 亀屋万年堂総本店 TEL:03-3717-4510
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
亀屋万年堂総本店

関連記事

よく読まれている記事