東京都新宿区新宿3丁目、甲州街道と青梅街道の新宿・追分(おいわけ、分岐点)にあり、江戸時代から旅人に親しまれてきた「追分だんご」。北海道産の小豆、国産玄米を自家精米して使用、保存料を使わない昔ながらの製法なので、鮮度が命。1本ずつ個別包装にして気を配っています。
内藤新宿の名物だんごを今に伝える店

江戸時代、甲州街道の最初の宿場町が内藤新宿。
現在の新宿3丁目の界隈で、内藤新宿の西端で甲州街道と青梅街道が分岐、当時の言葉で追分だから、新宿追分と称していました。
行き交う旅人が味わい、力を付けたのが、追分だんご。
甲州街道を参勤交代に使う藩は、信州の高島藩(現在の諏訪市)、高遠藩、飯田藩くらいで、馬を使った交易路として活用されていました。
戦後、創業者・藤井藤右ヱ門がその追分だんごを復活させたのが、「追分だんご本舗」としての始まり。
一時は5店舗ほどにまで拡張しましたが、現在はこの本店のみの営業です。
定番の追分だんごは、串だんご。
こしあん、みたらし、抹茶、生醤油、よもぎ、小倉などなど、季節によっていちごあん(冬〜春)、梅みょうが(夏〜秋)、栗あん(秋)、ゆずあん(秋〜冬)なども加わって種類豊富です。
商品がなくなり次第閉店という昔ながらの手作りで、店に行かなくては買えないというのも、日持ちしないから(追分だんごは当日限りという賞味期限です)
和菓子として、豆大福、豆餅なども取り扱っていて、隠れたヒット商品に。
甘味喫茶も併設され、だんご2本盛、あんみつなどを味わうことができ、夏はかき氷で一息つくことで、リフレッシュも可能。
追分だんご本舗 | |
名称 | 追分だんご本舗/おいわけだんごほんぽ |
所在地 | 東京都新宿区新宿3-1-22 |
関連HP | 追分だんご本舗公式ホームページ |
電車・バスで | 東京メトロ・都営地下鉄新宿三丁目駅から徒歩1分 |
駐車場 | なし |
問い合わせ | 追分だんご本舗 TEL:03-3351-0101/FAX:03-3351-5800 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |