花園万頭新宿本店

東京・新宿の銘菓といえば、もっとも知られているのが、「花園万頭」。天保5年（1834年）、金沢で創業した石川屋本舗が前身。明治39年に、東京に出店。昭和5年、新宿での営業を開始した老舗です。新宿の鎮守・花園神社にちなみ「日本一旨い、日本一高い」というキャッチフレーズで「花園万頭」を売り出したのは、戦前のこと。

大和芋をすり入れた皮とさらしあんが絶妙！

新宿名物の「花園万頭」、おちょぼ口サイズのまんじゅうだが、小麦粉、上新粉、卵白、砂糖、大和芋に、和三盆糖などを混ぜ合わせた生地と、北海道産のさらしあんが絶妙な加減。

蒸すのも木の蒸籠（せいろ）、焼き印も鏝（こて）でひとつひとつ丹念に押し当てており、今もすべてが完全な手作り。
竹皮の香りもほのかに移り、上品な味わいです。

北海道産の大納言小豆を、4日間蜜漬けにして仕上げた「ぬれ甘なつと」も、人気の逸品。
夏場の涼果詰合せ、花園羹（花園万頭伝統の生餡を贅沢に使用した水羊羹）など、季節メニューも充実しています。
近年では、プリンとあんの融合という「東京あんプリン」などもラインアップに加わり、注目されています。

本店2階にあった、甘味処「花園茶寮」が閉鎖されたため、持ち帰りのみとなっています。

通信販売も可能なほか、花園万頭Yahoo!ショッピング店、花園万頭楽天市場店もあり、便利。