東京23区の「閑散駅」　TOP20

東京23区を走る各鉄道会社の2023年度の駅別乗降者数を集計、東京23区の「閑散駅」TOP20を紹介します。1日の乗降者数は20位で9000人弱なので、想像以上に閑散とした駅があるということに。データからは新交通ゆりかもめ、都電荒川線、東急世田谷線、日暮里・舎人ライナーを除外しています。

南新宿駅、堀切駅、亀戸水神駅がTOP3

世界で最も利用者数の多い鉄道駅（地下鉄を含む）としてギネス世界記録に認定されるのは新宿駅で、JRだけで60万2558人、全体だと1日で300万人にも迫るという大ターミナルです。
世界一のターミナル駅のお隣りにある、小田急・小田原線の南新宿駅（渋谷区）は、まさに「都心の閑散駅」で、1日の利用者（乗降者数）はわずかに3875人。
桁違いに少ない数ということがわかりますが、新宿駅から歩く人が多いため利用者が少ない原因になっています。

1日の利用者が5000人に満たない閑散駅TOP3は、南新宿駅、東武スカイツリーライン・伊勢崎線の堀切駅（足立区／4041人）、東武亀戸線の亀戸水神駅（江東区／4224人）となっています。

JRでは、京葉線の越中島駅（江東区）で5221人。
全体でも4位という閑散駅です。
地下駅を出ると、東京海洋大学のキャンパスが大部分という立地もあって、駅前も閑散とした雰囲気です。

地下鉄では、都営三田線の新高島平駅（板橋区）が閑散駅で8637人、全体の17位となっています。
東京メトロでは、南北線の西ケ原駅（北区）が8735人、全体の20位です。

東京23区の「閑散駅」　TOP20

南新宿駅

東京都渋谷区代々木1丁目、小田急電鉄小田原線の駅が、南新宿駅。あまり知られていませんが、小田急線内全70駅中、もっとも乗降客が少ない駅のひとつ（足柄駅の年もあります）。始発の新宿駅に近く、さらに近隣に便のいいJR代々木駅もあることから都心の

越中島駅

東京都江東区越中島2丁目にあるJR京葉線の地下駅が、越中島駅（えっちゅうじまえき）。平成2年3月10日に開業した駅で、駅の真上に東京海洋大学海洋工学部越中島キャンパス（旧・東京商船大学）があります。東京23区のJR駅ではもっとも乗降客の少な

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令和5年3月17日〜5月7日にJR東日本が実施した『東京23区内秘境駅ラリー』で、「東京23区内にある駅名も忘れてしまいそうなひっそりと佇む駅」＝秘境駅（5駅）として認定されたのは、上中里駅、三河島駅（みかわしまえき）、浮間舟渡駅（うきまふ