令和7年9月19日(金)、中央区晴海と江東区豊洲の間を流れる晴海運河に架かるかつての臨港鉄道「旧晴海鉄道橋」が、春海橋公園遊歩道に生まれ変わってオープン。臨港鉄道港湾局専用線晴海線の鉄道橋梁だった橋ですが、エリアの回遊性を向上させるため遊歩道として再生、春海橋公園の一部として追加開園するものです。
歴史的な鉄道橋が36年ぶりに遊歩道として復活


豊洲と晴海埠頭を結び、深川線(東京都港湾局専用線)から分岐するかたちで晴海線が開通したのは昭和32年のこと。
これにあわせて晴海橋梁 (旧晴海鉄道橋)も架橋され、東京都港湾局の鉄道橋として、高度成長を支え、平成元年2月10日まで使われてきました。
その後、長らく手つかずの状態でしたが、大規模地震時に倒壊を防ぐための補強、大規模地震時に落橋を防ぐための装置の設置などが行なわれ、遊歩道に転用されたのです。
歩道部に当時の鉄道レールを設置し、アーチ部の色彩を建設当時の色彩に復元するなど、前身が鉄道橋だったことが分かる仕組み。
夜間には橋梁全体のライトアップも実施されます。
この遊歩道化によって、晴海の晴海臨海公園と豊洲・キッザニア東京側の春海橋公園、豊洲公園がかつての鉄道橋梁で結ばれることになったのです。

臨港鉄道の「旧晴海鉄道橋」が、春海橋公園遊歩道に変身! | |
所在地 | 東京都中央区晴海2丁目 〜江東区豊洲2丁目 |
場所 | 春海橋公園遊歩道 |
関連HP | 海上公園なび公式ホームページ |
電車・バスで | 東京メトロ・ゆりかもめ豊洲駅から徒歩10分 |
駐車場 | 周辺の有料駐車場を利用 |
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