東京三大名城とは!?

東京三大名城

東京都にある城跡のうち、日本100名城に選定されるのは、江戸城(東京都市代田区)だけ。続日本100名城選定は、八王子城、滝山城(いずれも八王子市)と、品川台場(港区)ですが、品川台場は幕末の江戸湾防備で築かれた砲台のため、江戸城、八王子城、滝山城が東京都三大名城ということに。

江戸城|日本100名城

所在地:東京都千代田区千代田1-1
築城年:康正3年(1457年)、慶長8年(1603年)の徳川家康入城で、天下普請で大拡張
築城者:太田道灌、徳川家康
主な城主太田道灌、徳川家康以下、徳川歴代将軍
史跡:国の特別史跡
文化財:桜田門、田安門、清水門(国の重要文化財)
備考:天守は明暦3年(1657年)に焼失し、以降再建されていません(天守台のみ現存)

大名気取りで、江戸城に登城しよう!

全国の大名が参勤交代で江戸参府の際、江戸城に入城するのは正門である大手門から。まずは大手門でから厳しい入城チェックが始まりますが、往時をイメージしながら、江戸城本丸の表御殿へと登城し、有名な松之大廊下を歩き、天守台にも上ってみましょう。この

江戸城を楽しむ 3×3

東京周辺に住む人でも江戸城に行ったことがある人、江戸城をじっくり見たことがある人は少ないかと。江戸城は、西の丸部分がいわゆる皇居で、皇居一般参観の許可(インターネット申請も可能)が必要。天守台跡があるのが皇居東御苑、さらには北の丸(北の丸公

王子城|日本100名城

所在地:東京都八王子市元八王子町3丁目、西寺方町、下恩方町
築城年:元亀2年(1571年)頃
築城者:北条氏照
主な城主北条氏照
史跡:国の史跡
遺構:石垣、曲輪、御主殿跡、堀切、井戸、竪堀など
備考:御主殿跡へ通じる虎口の石垣と冠木門、御主殿へ渡るために城山川に架けられた曳橋(ひきはし)などが復元

八王子城

北条氏の本城である小田原城の支城として標高446mの深沢山(城山)に築城された中世の山城。高尾山とは中央本線・中央自動車道が通る谷を隔てて北側の山上に位置する城です。916(延喜16)年、山の頂に八王子権現が祀られたのが八王子という名の由来

滝山城続日本100名城

所在地:東京都八王子市高月町
築城年大永元年(1521年)
築城者大石定重
主な城主大石定重、大石定久、北条氏照
史跡:国の史跡
遺構本丸、千疂敷、二の丸、中の丸、三の丸、小宮曲輪、山の神曲輪などの各曲輪、空壕、竪壕、土塁、虎口など
備考都立滝山自然公園として整備

滝山城

滝山城

東京都八王子市、滝山丘陵にある中世の山城が滝山城(たきやまじょう)。都立滝山自然公園として整備され、本丸、中の丸や、空壕、竪壕、土塁、虎口、曲輪(くるわ)、土橋などの遺構が良好に残され、「中世城郭の最高傑作」ともいわれています。国の史跡に指

東京三大名城とは!?
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
東京三大名城

関連記事

よく読まれている記事