オリエンタルランドのクルーズ事業は、2025年度から14万総トンの新造船の造船を開始し、2028年度の就航を予定するもの。東京都とオリエンタルランドは2024年11月29日(金)、東京港におけるクルーズ事業に関する連携協定を締結したと発表しています。協定によると母港は東京港ということに。
母港はお台場「東京国際クルーズターミナル」に
株式会社オリエンタルランドは、「日本を拠点とするクルーズ事業を展開するにあたり、 東京港を主要な発着拠点とすることとし、関連する取り組みについて協力していくことを目的に、東京都と連携協定を締結しましたのでお知らせいたします」と発表。
さらに、「本協定により、クルーズ事業の実施に向けた環境づくりや、クルーズ事業を通じた心豊かな子どもを育てる活動、多様性を尊重した事業活動および東京臨海副都心地域における賑わいづくりなどにおいて両者で協力し、取り組みを進めてまいります」としています。
東京・お台場(東京都江東区青海2丁目)の東京国際クルーズターミナルを母港(ホームポート)に、東京都と連携し、「ファミリーエンターテイメントクルーズ」を実施していく予定です。
船尾にはTOKYOと記されることになります。
ちなみに商船三井の「にっぽん丸」の母港は、同じ東京港(東京国際クルーズターミナル)ですが、郵船クルーズ(日本郵船)の「飛鳥II」、「飛鳥III」は横浜港(横浜港大さん橋国際客船ターミナル)になっています。
「飛鳥II」、「飛鳥III」の母港、さらには船籍港(船舶を登録し、船舶の運航の拠点となる港)が横浜港なのは、横浜市の要請を受けたこともありますが、「飛鳥」の発着港の多くが横浜港であること、横浜港大さん橋国際客船ターミナルの利便性が高いこと、日本郵船と横浜港は歴史的にも深い繋がりをもつことなどの理由があるとしています。
「ディズニーのクルーズ船」母港は、東京に! | |
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