2035年に開催予定の第13回男子ラグビーワールドカップの招致を発表した日本ラグビーフットボール協会。東日本のラグビーの聖地、秩父宮ラグビー場が、神宮外苑の再開発の一環として、国立競技場横に移転。屋内全天候型多目的ラグビー場として、2030年にオープンする予定となっています。
日本初の屋内全天候型ラグビー場が誕生!

東京都港区北青山2丁目にある秩父宮ラグビー場は、昭和22年11月に「東京ラグビー場」として完成。
明治大学ラグビー部出身(プロップとして大学日本一を達成、日本代表で2キャップ)で関東協会理事・伊集院浩(毎日新聞記者)は、東京大空襲で焼け野原となった女子学習院の跡地がアメリカ駐留軍の駐車場となっていたことに目をつけ、ラグビー場を建設したもの。
杮落しの試合は、昭和22年11月22日、明治大学OB対学生選抜、明治大学対東京大学戦の2試合でした。
日本ラグビーフットボール協会名誉総裁の秩父宮雍仁親王は、建設工事中、雨の中、長靴を履いて激励に訪れたこともあり、没後、秩父宮ラグビー場に改称したのです。
早明戦(現在は国立競技場で開催)、早慶戦などを含め、大学ラグビー、そしてリーグワンの試合が中心に行なわれ、「東の秩父宮、西の花園」と呼ばれる日本ラグビーの拠点(ただし、ラグビーワールドカップ2019では使用されていません)。
新しく誕生する秩父宮ラグビー場は、神宮第二球場跡地周辺に建設。
屋根で覆われる屋内型の施設となり、グラウンドも人工芝を採用(ワールドラグビーが定めるターフ性能を満たしたもの)。
スタンドは、両側がメインスタンドとなり、地上8階地下1階建て。
東西スタンドを均等にした「ダブルメインスタンド」と、フィールドコーナー部から試合を体感する観客席「ラグビータワー」、フィールドと同レベルの観客席「フィールドバー」が特徴。
ただし、収容力は、現在の秩父宮が2万5000人ほどに対して、新スタジアムは1万5000人と1万人も減ります。
コンサートなどのイベントにも使用でき、その際には最大で2万5000人の収容力があります。
新スタジアムは、2026年2月3日に着工、2030年に開業予定。
名称は歴史ある「秩父宮ラグビー場」を継承し、副名称は「SMBC Olive SQUARE」に決定しています。



| 新「秩父宮ラグビー場」2030年オープン | |
| 掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |













