今回お得な情報をきっかけに伊豆大島に行って来たので印象に残ったところをざっくり紹介します。
高速ジェット船が往復3000円!!
伊豆大島には東海汽船の高速ジェット船で行ったんですが、こんなお得なキャンペーンをやってるのを知ってしまったんですよ。
東海汽船キャンペーン]
東京の竹芝から伊豆大島まで往復3000円!!こんなのタダ同然でしょ?(笑) こりゃ行くしかないなと思って行って来ましたよ。しかも今なら宿泊も1泊3000円割引(2泊まで利用可能)されちゃいます。これは2013年10月に伊豆大島で起きた土砂災害の復興支援として東京都が助成金を出すような形で行われています。
復興応援ツアー
と言うことで今回は高速ジェット船往復3000円と宿泊割引券3000円を利用して伊豆大島を楽しんで来ましたよ。
伊豆大島に着く港は2つある
伊豆大島に船が着く港は元町港と岡田港の2つがあり、天候によって到着する港が変わります。
ほとんどのレンタカー会社さんが港まで直接レンタカーを持って来てくれるので、その場で手続きしてそのまま伊豆大島の旅をスタート出来るので便利です。
到着する港は当日の朝までわからないのですが、レンタカー会社さんがちゃんと調べて到着する港で待機してくれているのでその辺は安心ですよ。
伊豆大島に着いたらなにしろ観光協会に向かえ!!
今回の高速ジェット船は岡田港行きでした。伊豆大島に到着したのが予定通り15:05で、港に待機していたレンタカー会社さんの手続きをその場でサクッと済ませレンタカーを借りました。
これで島を自由に動けるようになったわけですが、そこでまずなにをしなければいけないかと言うと・・・
“大島観光協会に向かう”これ重要です。なにしろまず最初に宿泊割引券を手に入れましょう!
宿泊割引券は大島観光協会で手続きすると手に入ります。場所は元町港のすぐ近くにあるんですが、今回は岡田港に船が着いたのでここからレンタカーで向かいます。時間にして15分ほどです。
大島観光協会の後ろ側はもちろん海です。すぐ隣に駐車場があるのでそこに車を停めて中に向かいましょう。
観光協会の中に入るとテーブルに申請書があるので必要なところを記入して免許証などの身分証と一緒に受付へ提出しましょう。複数人で申し込む場合は人数分の身分証が必要となります(ウェブ上で申請書をプリントアウトして記入したものを観光協会に持って行っても申請できます)。
はい、あっさり宿泊割引券ゲットです。
あとは宿泊する宿でチェックインの時に渡せば3000円を引いた支払いで済みます。めっちゃお得!! ほとんどの宿で割引券が利用できると思いますが予約する前に一度宿へ確認した方が安心ですね。
突然目の前に現れる食べれないバウムクーヘン
さて、ここからは今回行ったところをどんどん紹介していきますよ。わかりやすく元町港から反時計回りに紹介したいと思います。
基本的に伊豆大島の移動は島を一周繋いでいる大島一周道路がメインになります。
名前の通りホントわかりやすいぐらい島を一周ぐるりと繋いでる道路です。
まず紹介するのは大島観光協会からこの大島一周道路に出て車で10分ほどのところにある伊豆大島では有名な観光スポットです。
過去に噴火した火山灰などの堆積物が幾重にも重なってできた地層の断面です。地層の形から通称バウムクーヘンと呼ばれているそうです。
これが数百メートルも続いてるので結構迫力あります。と言うか走ってたら絶対に気付くぐらいの存在感です(笑)
まずは伊豆大島に来た挨拶がわりに見ておきましょう。
地層断面前
〒100-0104 東京都大島町野増
海を見ながら揚げたてのコロッケを食べよう
伊豆大島の南東にある波浮港と言う漁港。昔は池だったんだけど地震と津波で池が決壊して海になったとか。
そんな波浮港にはコロッケなどを注文してから揚げてくれるお店があります。
それが鵜飼商店さんです。余談ですが鵜飼商店は”うかいしょうてん”じゃなくて”うがいしょうてん”と読むそうです。
いわゆる食品や日用品の売られている商店なんですが、普通の商店と違うのは揚げ物を扱ってるところです。しかも注文してから揚げてくれるからアツアツのコロッケを食べることができます。
店内にはたくさんのサイン色紙が飾られています。
テリー伊藤さんのサインが4枚も並んでるのが驚きですが、噂によると毎月のようにコロッケを買いに来るとか??
メニューも結構豊富で今回はコロッケ、カレーコロッケ、串カツ、特大から揚げを頼みました。
ダンボールで作られた手作りの箱が親近感湧きますね。
お店のすぐ目の前が海なので海を眺めながらアツアツのコロッケを食べましたよ。サクサクで美味しかった(゚Д゚)ウマー
しかも特大から揚げは名前の通り特大。・・・と言うかから揚げと言うよりもフライドチキンですねこれ(笑)
ちなみに今回伊豆大島に行って2日連続で鵜飼商店さんに寄っちゃいましたf^_^;
鵜飼商店
東京都大島町波浮港1/TEL:04992-4-0521
波浮港で音楽を奏でる
鵜飼商店さんでコロッケ買ってすぐ目の前の海に向かうと目に入るのがこれ。
右側から順番に叩いていくと「波浮の港」と言う曲のメロディーが流れるらしいです。
ちゃんと演奏するための”楽器”らしいアイテムが置いてありました。
一応叩いてみたけど”楽譜読めない&曲を知らない”自分はまともに演奏できるわけもなかったんですけどね。
行く前に予習してから行くことをオススメします(笑)
波浮港を見下ろせる見晴台
鵜飼商店さんから大島一周道路に戻り5分ほどのところにあるのが波浮港を見渡せる波浮港見晴台です。
周りは木が生い茂ってるのですが見晴らし台のところだけいい感じに伐採されてます。
波浮港が湾になっているのがわかりますね。
ここは大島一周道路沿いにあり、ちょうど道の反対側にみはらし休息所と言う食事のできるお店とすぐ隣に公衆トイレもあるのでトイレ休憩などを兼ねて波浮港を眺めてみるのもいいでしょう。
波浮港見晴台
〒100-0211 東京都大島町差木地 都道208号
羽根の領域を超えた島京梵天の羽根つきたい焼き
波浮港見晴台から車で5分のところにある島京梵天さん。
外で小学生が遊んでいたりお店の中では買い物に来た地元の人とお店の人が楽しそうに話していたりと、地元の人たちに愛されているのが伝わってくるたい焼き屋さんです。
こちらのたい焼きは注文してから作ってくれるので出来立てを食べることができますよ。
定番の味はもちろんですが、玄米リゾットなどのお食事系たい焼きや季節限定のたい焼きなど種類も豊富です。
そしてここのたい焼きは羽根がとんでもなく大きいんです。これ2匹分ぐらいありそうですね(笑)
玄米リゾットたい焼きはしっかりと食事を楽しめる食べ応えのあるたい焼きです。
追加料金100円でチーズ大盛りも可能です。
こちらは季節限定の温州みかんあんの入ったたい焼き。ちょっとどんな味なのかイメージできなかったしぶっちゃけ期待してなかったんだけど・・・食 べたら美味しくてビックリしました(笑)
たい焼きを割るとすごいみかんの香りがします。あんはしっかり甘さがあるうえにみかんらしい酸味もあるんです。
でもこの酸味がイヤな感じじゃなくて普通に美味しく食べれちゃうんですよ。
これはオススメ。
ちょっと変わったメニューだと麻の実ナッツがのったアイスなんてものも。
麻の実は良質なタンパク質やミネラルなどが豊富に含まれていて今注目のパワーフードらしいですよ。
麻の実ナッツはクルミとかアーモンドみたいなナッツらしい食感でした。
島京梵天さんはたい焼き以外にも結構メニューが豊富なのでここにいたら時間がいくらあっても足りない(笑)
島京梵天とうきょうぼんてん
〒100-0212 東京都大島町波浮港6/TEL04992-4-1567
日本唯一の砂漠で孤独に浸る
みなさんは砂漠に行ったことありますか?伊豆大島には裏砂漠と呼ばれる砂漠があります。
地名に砂漠と名の付くのは日本でここだけらしいですよ。
そんな裏砂漠は大島一周道路から細い道を抜けて駐車場から歩いて行くと辿り着けます。
〒100-0211 東京都大島町差木地 都道208号の付近
ここにある月と砂漠ライン入口から入って3kmほどひたすら進みます。結構道が細いので注意して進みましょう。
奥まで行くと駐車場と言う名のちょっとした広場になってるのでそこに車を停めて歩いて行きます。
ここは第一展望台と第二展望台の2つのスポットがあるのですが駐車場から歩いて10分ほどのところにある第一展望台の近くには「もく星号遭難の地」と言う看板があります。
ここは昭和27年4月9日に日本航空の旅客機である「もく星号」が悪天候のためここに衝突した場所で、これは日本で旅客機による初めての遭難事故で乗員4名、乗客33名の合計37名が犠牲になったとの事です。
海へ目を向けると手前には広大な砂漠が。奥にうっすらと見えるのは方角的に房総半島かな?
第一展望台からさらに8分ほど歩くと第二展望台に辿り着きます。
島の内側に目を向けると三原山があるのですが、活火山である三原山らしく少し煙のようなものが見えましたよ。
ちなみに砂漠と言うと砂がサラサラしているイメージですが、裏砂漠の砂は溶岩を細かく砕いたようなものでした。
歩くとザッザッと音がして砂利の上を歩いてるような感じです。
実はドラマやMVなどのロケ地としても有名な裏砂漠。ドラマだと常盤貴子と窪塚洋介主演の「ロング・ラブレター〜漂流教室〜」、MVだと乃木坂46の「指望遠鏡」などが有名です。
最近だとすごい歌唱力の女子高生が話題となった湖池屋が作ったCMソングのフルバージョンでも ロケ地として使われたようですね。
https://youtu.be/j8Cs5O4bGKM
確かに日本じゃないような映像ですよね。こんな非現実的な場所に行くのも面白いですよ。
椿園で伊豆大島名産の椿を見る
冬の伊豆大島と言えば毎年1月末から3月末ぐらいの約2ヶ月間開催されている椿まつりがあります。
2017年は1月29日から3月26日までの開催みたいですね。
椿が見れる場所は何ヶ所かあるのですが今回は都立大島公園椿園に行きましたよ。
場所は伊豆大島の北東に位置しています。
椿園ではステージや売店などもあり椿油などのおみやげが販売されていたりあんこさんの衣装を着てコスプレ体験とかもできちゃいます。
1時間に1回のペースであんこさんの踊りも見れますよ。
この奥に椿園があるんですが入園料無料で自由に椿園を楽しむことができます。
今回行った時は直前に春一番が吹いて結構椿が散っちゃったみたいですが結構広い敷地なので満開になったらすごいことになりそう。
でも椿が散っちゃった場合でも道を挟んで反対側にある椿資料館では室内でいろいろな椿の生花が1輪ずつ並べてあるのでこちらでゆっくり見ることもできますよ。
都立大島公園椿園
〒100-0103 東京都大島町泉津・福重2/TEL:04992-2-9111
椿資料館
〒100-0103 東京都大島町泉津福重/TEL:04992-2-9111
椿園に来たら動物も見ちゃおう!
椿園のある道路を挟んで反対側には都立大島公園動物公園があります。
こちらの動物園は椿園同様なんと無料で入れちゃいます。
ワヲキツネザルとバーバリーシープが仲良く日向ぼっこしてる国内最大級のサル山はなんと溶岩をそのまま利用した天然のサル山だそうです。
園内にはフライングケージもあるのですが今は鳥インフルエンザの関係で入れなかったのが残念です。
敷地は傾斜がついてるので上の方へ行くと海も見えますよ。
この他にもゾウガメやカモシカなどたくさんの動物がいました。
ここは椿園とセットで訪れたい場所ですね。
都立大島公園動物園
〒100-0103 東京都大島町泉津福重2/TEL:04992-2-9111
桜と富士山が見える穴場スポット
岡田港からすぐ近くにある「港が見える丘」では桜が斜面に植わってのを見ることができます。
「港が見える丘」ってとこまでは確認できるけどそのあとは不明です(笑)
あとナゼかGoogleマップだと名称が「港の見える丘」になってますね。
入口は特に整備されてる感じはないんですけど椿の少女像と言うのがポツンと立ってます。
この細い道の先に桜が並んでます。
満開の頃になると見応えありそうでしたよ。
ちなみに桜のある左手にはこの場所の名前にもなってる通りここから岡田港を見ることが出来ます。
天気が良ければ富士山も見えるみたいですよ。
ここは地元の人に教えてもらった場所なんですが結構穴場スポット的な雰囲気でした^_^
港の見える丘
〒100-0102 東京都大島町岡田
地元の食材を使ったアイスを食べる
大島空港のすぐ近くに位置するぶらっとハウスでは伊豆大島で採れた食材を使ったアイスが食べられます。島京梵天さんにもあった島じまん食材使用店ってやつですね。
味は10種類以上あるんだけど半分以上は伊豆大島で採れた食材のアイスです。
今回は島の塩とパッションフルーツ(種アリ)を食べました。
島の塩はほんのりと塩気が少しあって甘いのが苦手な人も食べやすいサッパリとした味でした。
パッションフルーツは噛むと種がプチッ!っと弾けて良い食感。パッションフルーツの香りも強くてほどよい酸っぱさがこれまた食べやすかったです。
外では牛たちがのんびりと日向ぼっこしてるのも見れるので休憩には良いですね。
ぶらっとハウス
〒100-0102 東京都大島町岡田新開87/TEL04992-2-9233
名物土産の牛乳せんべいを買う!
伊豆大島でお菓子のお土産と言えば牛乳せんべいが有名です。
岡田港と元町港の間に位置する椿花ガーデンでは牛乳せんべいを作ってるところも見れますよ。
おばちゃんに聞いたところ大量の牛乳が使われた牛乳せんべいは焦げやすく毎日材料の配分を調整してるらしいです。
しかもちょっとした気温や湿度の変化で焼き方も変わるらしく1日の中で何度も配分の調整をするそうで常に気が抜けないみたいですよ。
牛乳せんべいを作っている隣の建物でお土産を買うことももちろんできます。
りすまんじゅうはあんなしも売ってたけど今回はあんの入ったものを買いました。
牛乳せんべいのバラ売りを買ったら1枚おまけしてくれました^_^
バラ売りを買って食べながら伊豆大島探索するのもいいですね。
椿花ガーデン
〒100-0101 東京都大島町元町津倍付41-1/TEL:04992-2-2543
椿まつりの時期以外も楽しめる伊豆大島
こんな感じでメジャーなところや穴場的なところまで一気に紹介しましたが、気になるところが あればお得な割引を利用して伊豆大島を楽しんでみてください。