百尋ノ滝

百尋ノ滝

東京都西多摩郡奥多摩町氷川、日原川の支流、川乗谷の上流に落ちる滝が、百尋ノ滝(ひゃくひろのたき)。川乗山(川苔山/1363.2m)の西面、標高860mほどの場所にあり、落差40mほどの巨瀑です。川乗山登山道の途中にあり、厳冬期は結氷し、氷瀑鑑賞を目的に訪れるカメラマンもいます。

川乗山の登山コース途中にある滝

百尋ノ滝

尋(ひろ)とは両手を左右に伸ばしたときの指先から指先までの長さで、日本では5尺〜6尺を意味しています。
仮に5尺としても百尋は1.515m×100で、150m以上の巨大な滝となってしまうので、あくまでも大きな滝という意味合いの名前ということに。

氷川渓谷沿いの川乗橋バス停を起点に、細倉橋までの2.7km、45分は林道歩き、さらに川乗山の登山道に入って1.9km、45分ほど歩けば百尋ノ滝です。
沢沿いに続く登山道部分は、過去に転落事故(死亡事故)も発生しているので、足元をよく見ながら慎重に行動を(山頂まではさらに3.8km、1時間40分ほどかかります)。

人気のコースですが、ファミリーなどで歩く場合には転落の危険もあるので注意が必要です。
細倉橋から迂回路として林道を歩くこともできるので、ファミリーなどの場合は林道歩きが賢明です。

百尋ノ滝
厳冬期には氷瀑となることも
百尋ノ滝
名称 百尋ノ滝/ひゃくひろのたき
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町氷川
関連HP 奥多摩観光連盟公式ホームページ
電車・バスで JR奥多摩駅から西東京バス東日原行きで13分、川乗橋下車、徒歩1時間30分
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
百尋ノ滝

関連記事

よく読まれている記事